2024年AIG女子オープン、舞台はゴルフの聖地、セントアンドリュース オールドコース。2日間の予選ラウンドが終了し、世界ランキング1位 ネリー・コルダ選手が単独首位に立ちました。強風と深いラフに苦しむ選手も多い中、日本からは19人が出場し、その内9人が決勝ラウンドへと駒を進めました。今回は、予選ラウンドを突破した日本人選手たちの奮闘と、惜しくも予選落ちとなった選手たちの様子を詳しく振り返り、決勝ラウンドへの期待を膨らませていきます。
予選通過！9人の日本人選手たちの戦いぶり
セントアンドリュースの過酷なコンディションの中、奮闘を見せた日本人選手たち。それぞれ異なる戦いを繰り広げ、決勝ラウンド進出を勝ち取りました。
- 西郷真央選手：安定したショットで首位と5打差の5位タイ！
初日4位タイと好位置につけた西郷真央選手は、2日目も4バーディ、4ボギーのイーブンパーと安定したプレーを披露。通算3アンダー、首位と5打差の5位タイで決勝ラウンド進出を決めました。風が強まる後半にスコアを落としたものの、難しいコンディションの中でもショットの安定感を維持していた点が光ります。
- 岩井明愛選手：今季メジャー全試合で予選突破の快挙！
2日目に5バーディ、3ボギーの「70」とスコアを伸ばし、通算イーブンパーの21位タイに浮上した岩井明愛選手。注目すべきは、今季メジャー5試合全てで予選通過を果たしている点です。安定した実力と精神力の強さを発揮し、決勝ラウンドでのさらなる活躍が期待されます。
- 古江彩佳選手：土壇場のバーディで劇的な予選通過！
2日目、苦しい展開が続いた古江彩佳選手。17番でボギーを叩き、予選通過圏外に落ちてしまいました。しかし、迎えた最終18番、見事なバーディを奪い、通算4オーバー、カットラインギリギリで決勝ラウンド進出を決めました。プレッシャーのかかる場面での勝負強さが際立ちました。
- 勝みなみ選手、河本結選手、佐久間朱莉選手、川崎春花選手、大里桃子選手、畑岡奈紗選手も決勝へ！
上記3選手以外にも、勝みなみ選手、河本結選手、佐久間朱莉選手、川崎春花選手、大里桃子選手、畑岡奈紗選手が決勝ラウンドに進出。それぞれが持ち味を発揮し、過酷な予選ラウンドを突破しました。
惜しくも予選落ち… それでも光るプレーの数々
残念ながら予選落ちとなった選手たちも、その戦いぶりには光るものがありました。
- 渋野日向子選手、山下美夢有選手、笹生優花選手：実力者たちも苦戦
渋野日向子選手、山下美夢有選手、笹生優花選手ら実力者たちも、セントアンドリュースの難コンディションに苦しみ、予選落ちとなりました。特に、山下選手にとっては今季初、そして3年連続出場している全英女子では初めての予選落ちとなりました。
- 悔しさをバネに、更なる飛躍へ
予選落ちという結果を受け止め、それぞれの課題と向き合い、今後のさらなる成長へと繋げていくことでしょう。
決勝ラウンドへの期待
決勝ラウンドは、さらに厳しい戦いが予想されます。予選ラウンドを突破した9人の日本人選手たちには、上位進出、そして優勝を目指して、セントアンドリュースの試練を乗り越えてほしいですね。それぞれの持ち味を活かし、戦略的なプレーで上位進出を目指していくことでしょう。
最後まで諦めずに戦い抜く彼女たちの姿に、引き続き注目が集まります。
