今年の全英女子オープンが、歴史あるセント・アンドリュース・オールドコースで開幕しました。強風が吹き荒れる難しいコンディションの中、日本勢で最も輝きを放ったのは西郷真央選手。5バーディ、1ダブルボギーの69で回り、3アンダー、首位と2打差の4位タイと好スタートを切りました。
この記事では、西郷選手をはじめとする日本人選手の活躍を速報でお伝えするとともに、彼女自身のコメントや、現地からの興味深い情報を交えながら、全英女子オープンの初日の様子を詳しくお届けします。
西郷真央、強風の中での安定感が光る
午後にスタートした西郷選手は、午前中に比べれば幾分穏やかになったとはいえ、依然として風の強いコンディションの中でのプレーとなりました。しかし、持ち前の安定したショットと正確なパットでスコアを伸ばし、リーダーボードの上位に名を連ねました。
特に印象的だったのは、14番パー5でのバーディ。深いラフからのアプローチでしたが確実に寄せてバーディを奪い、難しいコンディションの中でも攻めの姿勢を崩しませんでした。
各選手のコメントから見える初日の戦い
西郷選手自身はラウンド後、「スコア的にも内容的にも納得のいく良いプレーができた。いい一日だったと思う」とコメント。風の読みや番手選択の難しさについて触れつつも、自身のプレーには満足している様子でした。
西郷真央が2打差4位発進 大里桃子10位 渋野日向子は大きく出遅れ#西郷真央 #大里桃子 #チャーリー・ハル #AIG女子オープン(全英女子) #ゴルフhttps://t.co/YktQEL1eEr
— GDOニュース (@GDO_news) August 22, 2024
一方、午前スタート組で強風に苦しんだ選手も少なくありません。2019年大会覇者の渋野日向子選手は「本当に何をしているのか分からないようなゴルフの状態でした」とコメントし、厳しいコンディションに苦戦した様子が伺えました。
現地からの情報:コース攻略のカギは?
初日のセント・アンドリュース・オールドコースは、強風と硬いグリーン、そして特徴的なポットバンカーが選手たちを苦しめました。上位進出のためには、風の読みと的確なコースマネジメントが不可欠であることが改めて浮き彫りになりました。
また、河本結選手が独自に作成したコースガイドを活用していたという情報も興味深いところです。ピン位置や風の情報などを細かく書き込んだガイドは、まさに“参考書”のような役割を果たし、難しいコンディションの中でも1オーバーと健闘しました。
全英女子オープン、2日目以降の展望
初日は、多くの選手が風の影響を受けスコアメイクに苦しむ中、西郷選手をはじめとする日本人選手の活躍が目立ちました。2日目以降も、風の影響は大きな要素となることが予想されます。
西郷選手は「朝は風が強かった印象で、今日の午後とは違うコンディションだと思う。そのコンディションにアジャストできるように頑張りたい」とコメント。2日目以降も、彼女らしい安定したプレーで上位進出を狙います。
全英女子オープンはまだまだ始まったばかり。2日目以降も、日本人選手の活躍から目が離せません!