北の大地、北海道で今年も熱い戦いが始まりました。「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」初日、爽やかな風が吹く真駒内カントリークラブを舞台に、早くも波乱の予感が漂っています。特に、地元の声援を一身に受ける北海道出身の選手たちが、リーダーボードの上位を賑わせています。
首位タイに3選手、地元北海道の内田ことこ選手も名を連ねる
大会初日を終え、トップに立ったのは3人の選手です。ツアー通算5勝の実力者・渡邉彩香選手、台湾のウー・チャイェン選手、そして地元・札幌市出身の内田ことこ選手が、6アンダー「66」で並びました。
内田ことこ選手は7つのバーディーを奪う素晴らしいプレーを披露。試合後には「今日と変わらずシンプルに、慎重になり過ぎず行きたい」と、2日目以降に向けて自然体を強調しました。
初日の主な上位選手は以下の通りです。
| 順位 | スコア | 選手名 |
| 1位タイ | -6 | 内田 ことこ選手、ウー・チャイェン選手、渡邉 彩香選手 |
| 4位タイ | -5 | 泉田 琴菜選手、入谷 響選手、政田 夢乃選手、鈴木 愛選手、小林 光希選手、長澤 愛羅選手(アマ) |
| 10位タイ | -4 | 小祝 さくら選手、川崎 春花選手、櫻井 心那選手 他 |
復活を期す渡邉彩香選手、不安を乗り越え2年ぶりのトップ発進
首位タイの一角、渡邉彩香選手は「ティショットは正直“そんなに”」と語るように、ドライバーショットに課題を抱えながらのラウンドでした。この日のフェアウェイキープ率は21%と低い数字でしたが、それを補ったのが切れ味鋭いアイアンショット。パーオン率は77%を記録し、作ったチャンスを確実にものにしました。
「今の自分のプレーでどうやって勝てるか」と、現状と向き合いながら活路を探る姿は、3年ぶりの優勝への強い意志を感じさせます。
地元・政田夢乃選手が躍動!エースパター復活で好位置へ
首位と1打差の4位タイグループでひときわ大きな声援を受けていたのが、同じく札幌市出身の政田夢乃選手です。今シーズンはショットのブレに悩み、予選落ちが続いていましたが、今大会から5試合ぶりにエースパターへ変更。これが功を奏し、6つのバーディーを奪いました。
「地元の応援がすごく大きくて、気合を入れてスタートできた」と語る政田夢乃選手。実家から通い、お母さんの手料理や大好きなスープカレーで英気を養っているとのこと。心身ともにリラックスした状態で、悲願の地元優勝を目指します。
軽快なプレーを見せる鈴木愛選手、減量効果で安定感を増す
同じく4位タイの好位置につけたのが、ベテランの鈴木愛選手です。シーズン開幕から体重を6kg絞り、「動きも悪くなる」と苦手な暑い季節に向けてコンディションを調整。ショットは安定し、フェアウェイキープ率は85%を記録しました。
食事面でも脂っこいものを避けるようになるなど、31歳を迎え、自身の体と向き合う姿勢が好調を支えています。今季初優勝へ向けて、視界は良好です。
初日を終えての注目ポイント
めまぐるしく上位が入れ替わった初日。特に注目すべき点をまとめました。
- 地元勢の躍進: 首位タイの内田ことこ選手、4位タイの政田夢乃選手と、北海道出身の2選手が優勝争いに加わる最高のスタートを切りました。
- 渡邉彩香選手の現在地: ドライバーの不安を抱えながらも、卓越したゲームマネジメントで首位に。2日目以降の修正力が鍵を握ります。
- 好調・鈴木愛選手: 減量と安定したショットで優勝戦線に浮上。経験豊富なプレーで虎視眈々とトップを狙います。
- 混戦模様: トップから2打差以内に14人の選手がひしめく大混戦。2日目以降も目の離せない展開が続きそうです。









