
日本のゴルフの歴史は、1901年にイギリス人貿易商のアーサー・ヘスケス・グルームが神戸の六甲山上に4ホールのコースを造った「神戸ゴルフ倶楽部」から始まりました。それから長い年月を経て、日本全国にゴルフ文化が根付いています。
そして、各倶楽部の連携によって誕生した「第1回日本オープンゴルフ選手権」が開催されたのが、1927(昭和2)年の5月28日・29日でした。程ヶ谷カントリー倶楽部を舞台に、アマチュアの赤星六郎が初代チャンピオンに輝いた歴史的な出来事です。
日本ゴルフ協会(JGA)は次の100年に向けて、気候が最も良く、日本オープンの原点でもある「5月」を新たに『ゴルフ月間』と定めました。今回は、この特別な1ヶ月間に展開される取り組みと、健康寿命を延ばすための画期的なプログラムについて解説します。
ベストシーズン「5月」が持つゴルフへの特別な意味
ゴルファーにとって、5月は1年で最もプレーに適した季節です。暑すぎず寒すぎない爽やかな風、色鮮やかに芽吹く最高の芝コンディション、そして日照時間が長いため、ゆったりとプレーを楽しむ贅沢を味わえます。
JGAはこの絶好のシーズンである5月1日〜31日を『ゴルフ月間』とし、ゴルフを通じた人々の幸せと健康維持を広く社会に貢献するための活動を展開しています。同時に、5月10日〜24日の期間は女性ゴルファーの普及活動を目的とした「春の女性とゴルフ週間」も設けられており、多様な世代や性別の人々が芝生の上へ踏み出すきっかけを提供しています。
40の疾患予防に役立つ?R&Aが実証したゴルフの健康効果
ゴルフは単なるスポーツにとどまらず、心と身体の健康を劇的に向上させる力を持っています。世界のゴルフの総本山であるR&Aがまとめたレポートによると、ゴルフは以下のような40の主要な慢性疾患の予防と治療に役立つことが確認されています。
- 糖尿病、心臓発作、脳卒中
- 乳がん、大腸がん
- うつ病、認知症など
「朝早く起き、長い距離を歩き、仲間と思いっきり笑う」。このシンプルな行動の積み重ねが、プレーを楽しむと同時にカラダとココロの健康を増進させます。緑豊かな自然の中で適度な運動を行うゴルフは、まさに生涯スポーツの代表格です。
45歳以上を対象とした「JGA WAGスクール」の魅力
こうした健康効果を実際の生活に取り入れるため、JGAが推進しているのが『JGA WAG(ウィズ・エイジングゴルフ)スクール』です。対象は45歳以上で、ゴルフを「始める」「復帰する」「継続する」、そしてゴルフを通じて「コミュニティ」を作ることを目的としています。
プログラムには通常8回コースと、気軽に体験できる1Dayプログラムが用意されています。ここでは、1日(約3時間)で完結する1Dayプログラムの充実した内容を見てみましょう。
| スケジュール項目 | 所要時間・内容 |
|---|---|
| オリエンテーション・自己紹介 | 計30分(参加者同士の交流) |
| ゴルフ知識の学習・ストレッチ | 計40分(安全なプレーの基礎と準備) |
| 練習・コースプレー | 計90分(実際にクラブを握って芝生を歩く) |
| プレー後のストレッチ・歓談 | 計30分(疲労回復と仲間との語らい) |
血圧測定などの体調確認から始まり、ゴルフに特化したストレッチ、そして無理のない範囲でのコースプレーまで、健康維持に特化したカリキュラムが組まれています。
参加者だけが得られる特別な体験と特典
WAGスクールに参加すると、単に健康になれるだけでなく、魅力的な特典も用意されています。
- 日本シニアオープンの観戦ご招待:1Dayプログラムの参加者全員にプレゼントされます。
- プロからの特別レッスン:5月の「ゴルフ月間」に参加した方限定で、日本シニアオープンの会場(玄海GC)において「歴代優勝者」や「出場選手」から直接レッスンを受けられるチャンスがあります(先着順)。
- オリジナルグッズの贈呈:参加記念として「ゴルフと健康」の特製グッズがもらえます。
新しい季節に向けて:ゴルフで日常を豊かにする5つのポイント
今回ご紹介したJGAの取り組みと、ゴルフがもたらすメリットを振り返ります。
- 5月は歴史的にも気候的にもゴルフを始めるベストタイミング
- 歩くこと、笑うことが40種類以上の疾患予防に繋がる
- 45歳以上なら「WAGスクール」で安全に健康習慣を身につけられる
- 3時間完結の1Dayプログラムで気軽にコースデビューや復帰が可能
- 参加特典を活用して、プロの技を間近で体感できる
100年以上の歴史を持つ日本のゴルフ文化は、いま「健康」と「コミュニティ」という新しい価値観とともに進化しています。今年の5月は、心身のリフレッシュを求めて緑輝くフェアウェイへ繰り出してみてはいかがでしょうか。









