
グリーン上でカップインの確率を上げるには、パター選びが重要です。ドライバーやアイアンとは異なり、パターは繊細なタッチと正確なストロークが求められます。
「なんとなく選んでいた」「見た目が気に入ったから」そんな選び方をしてはいませんか? 実は、パターの重心位置が、あなたのストロークに大きく影響しているのです。
今回は、重心位置とストロークの関係性を深掘りし、あなたにぴったりのパター選びのヒントをお届けします。
なぜ重心位置が重要なの?
パターの重心位置は、ヘッドの形状や設計によって「トゥ側」「センター」「ヒール側」の3種類に大きく分けられます。
重心位置によって、ストロークの軌道が変わってしまうという事実をご存知でしょうか?
- トゥ側に重心があるパター: インサイド・トゥ・インのストロークになりやすい
- ヒール側に重心があるパター: アウトサイド・インのストロークになりやすい
つまり、自分のストロークタイプに合っていない重心位置のパターを使っていると、意図しない方向にボールが出てしまう可能性があるのです。
自分のストロークタイプを知ろう!
鏡の前で素振りをする、マットにラインを引いてストロークの軌道をチェックするなど、いくつかの方法で自分のストロークタイプを把握することができます。
もし、なかなか判断できない場合は、ゴルフショップや練習場で専門家に見てもらうのも良いでしょう。
重心位置の見分け方
パターの重心位置を自分で見分けるには、ヘッドを指で支えてバランスをとってみましょう。
- トゥ側が重いと: フェースが開く
- 中央が重いと: フェースが真上を向く
- ヒール側が重いと: フェースが閉じる
ストロークタイプに合わせたパター選び
自分のストロークタイプが分かったら、いよいよパター選びです。大きく分けてアークタイプとストレートタイプの2つのパタータイプがあります。
【アークタイプ】
- 小さいヘッドで重心角が小さい
- インサイド・インのストロークに最適
- 操作性が高く、繊細なタッチでグリーンの傾斜に合わせやすい
【ストレートタイプ】
- 大きいヘッドで重心角が大きい
- ストレートなストロークに最適
- 安定感があり、距離感を合わせやすい
パッティング練習でさらなる精度アップ!
「フェースを合わせてパッティングする」という練習方法をご存知でしょうか?
これは、パターのフェースを目標に正しく合わせた状態を維持したままストロークする練習方法です。
この練習を繰り返すことで、フェースの向きに対する意識を高め、正確なパッティングを身につけることができます。
まとめ|自分に合ったパターでスコアアップを目指そう!
パター選びは、スコアアップに直結する重要な要素です。
重心位置とストロークの関係性を理解し、自分にぴったりのパターを見つけることで、グリーン上で自信を持ってパットを打てるようになるでしょう。