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米澤蓮、ノーボギー独走態勢へ 塚田よおすけ改名効果?熱戦続くMAEZAWA CUP 2日目

千葉県に新設されたMZ GOLF CLUBで開催中の「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」。革新的な試みも話題の今大会は、2日目も好天に恵まれ、絶好のコンディションの中で熱戦が繰り広げられました。予選カットがない形式ということもあり、各選手が積極的にスコアを伸ばしにいく展開となっています。

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圧巻の安定感!米澤蓮、2日間ノーボギーで単独首位をがっちりキープ

首位と1打差の好位置からスタートした米澤蓮選手が、その実力を存分に見せつけました。初日の「62」に続き、この日も5つのバーディを奪取。特筆すべきは、これで36ホール連続ノーボギーという驚異的な安定感です。危なげないゴルフでスコアを5つ伸ばし「65」をマーク、通算13アンダーとして単独首位に躍り出ました。

「先週に続いてドライバーに手ごたえがあります」と語るショットは、2日間を通して冴えわたっています。ピン位置が厳しくなった後半も我慢のゴルフを展開し、上がり2ホールで連続バーディを奪う勝負強さも見せました。

2週前の開幕戦では、最終日が悪天候で中止となり、優勝まであと一歩届かなかった悔しい経験も。「よかったねって言ってくれる人が半分、残念だったねって言ってくれた人が半分で」と周囲の反応は様々だったようですが、本人は「去年よりもいいスタートができた」と気持ちを切り替え、今大会に臨んでいます。


キャロウェイ ELYTE (エリート) シリーズ

自らもプロアマ戦に参加し、大会の盛り上げに貢献した米澤選手。「試合を開催していただいたことに、感謝しかないです」「本戦ではぜひいいプレーでお返しがしたい」と、主催者への感謝と共に、リベンジVへの意欲を静かに燃やしています。ツアー3勝目、そして初代チャンピオンの座へ、最高のポジションで週末を迎えます。

【2025前澤杯 MAEZAWA CUP】前澤さんのプラベートコース「MZ GOLF CLUB」1番505Yパー4攻略法【岩田寛・池村寛世・杉浦悠太・稲森佑貴】
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“河本結効果”に改名パワー?塚田よおすけ、笑顔の「64」で急浮上

フィールドで大きな話題を振りまいているのが、今年から登録名を「塚田陽亮」からひらがなの「塚田よおすけ」に変更したベテラン、塚田選手です。初日16位タイからスタートすると、この日は圧巻のプレーを披露。6つのバーディを量産し、米澤選手と同じくノーボギー。会心の「64」で回り、通算10アンダー、首位と3打差の4位タイまで一気に駆け上がりました。

異例の長期間にわたるプロアマ戦に5日間参加した経験が、コース攻略の鍵となっているようです。「昨日も今日も、どちらの風も経験済み。おかげで対応できました」と、変化する風にも柔軟に対応。さらに、プロアマ戦で同組だった女子プロ・河本結選手にパッティングのアドバイスを求め、「本当に“河本結効果”。良かったです」と、この日の24パットという数字にも繋がったと笑顔で語りました。

登録名を親しみやすいひらがなにしたのは、「プロってこんなに近くにいるんだよ、と感じてほしかった」と長年続けているジュニアレッスンへの思い、そして「見た目が怖い」と言われがちな自身のイメージを変えたいという狙いもあるようです。「よお~っ!」という景気づけの意も込めた新ネーム、そして5キロ減量して臨む新しいウェア。「今年は自分自身に期待している」と語る40歳目前のベテランが、2016年以来の優勝へ向けて、大会を大いに盛り上げています。

実力者たちが虎視眈々、石川遼も6打差で週末へ

単独首位の米澤選手を、実力者たちが追いかけます。1打差の2位には、ニュージーランドのマイケル・ヘンドリー選手。さらに1打差の3位には、2度の賞金王経験を持つ今平周吾選手がつけています。

4位タイグループには、前述の塚田選手に加え、初日首位の大岩龍一選手、安定感のある稲森佑貴選手、堀川未来夢選手、小木曽喬選手、石坂友宏選手と、実力者がずらり。首位から3打差以内に9人がひしめく混戦模様となっており、決勝ラウンドでの激しい優勝争いが予想されます。

また、初日に少し出遅れた石川遼選手は、この日8バーディ、2ボギーの「64」とチャージバック。通算7アンダーまで戻し、19位タイまで順位を上げてきました。首位とは6打差。持ち前の爆発力で、週末にさらなる上位進出を狙います。開幕戦を制した生源寺龍憲選手、選手会長の谷原秀人選手も同じく19位タイにつけています。

新たな挑戦、女子選手たちの奮闘光る2日間

男子ツアーに初めてメンバーとして参戦している寺西飛香留選手のプレーにも注目が集まっています。この日も粘り強いゴルフで2バーディ、2ボギーのイーブンパー「70」。前日に自身と菅沼菜々選手が記録した「女子選手による男子レギュラーツアーでのイーブンパー以下のスコア」という記録を、2日連続で達成しました。予選カットがないため、決勝ラウンドでも男子プロの中でどんなプレーを見せるか、期待がかかります。

同じく招待選手として出場している菅沼菜々選手は、この日スコアを一つ落とし「71」。通算1オーバーの91位タイとなりましたが、男子のセッティングの中で健闘しています。

MAEZAWA CUP 2025 2日目 上位成績

順位Score選手名R1R2Total
1-13米澤 蓮6265127
2-12M・ヘンドリー6365128
3-11今平 周吾6663129
4T-10稲森 佑貴6367130
4T-10塚田 よおすけ6664130
4T-10堀川 未来夢6664130
4T-10大岩 龍一6169130
4T-10小木曽 喬6664130
4T-10石坂 友宏6763130
10T-9小西 たかのり6764131
10T-9宇喜多 飛翔6368131
–:–:
19T-7石川 遼6964133
19T-7谷原 秀人6469133
19T-7生源寺 龍憲6865133
–:–:
88TE寺西 飛香留7070140
91T+1菅沼 菜々7071141

(2025/04/25 の情報です)
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ムービングサタデーとなる3日目、そして最終日へ向けて、誰が抜け出し、初代チャンピオンの栄冠を手にするのか。白熱の戦いは続きます。

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