華麗な演技で日本中を魅了した、新体操団体「フェアリージャパン」。2008年の北京オリンピックで活躍した初代メンバーの一人、坪井保奈美さんが、今度はアーティストとして新たなステージに挑戦しています。
来る7月23日(火)から8月12日(月・祝振)まで、西武渋谷店 B館8階=オルタナティブスペースにて、坪井保奈美さん個展「自分が動けば世界が変わる」が開催されます。今回は、彼女のこれまでの道のりと、個展にかける想い、そして意外な共通点を持つゴルフの魅力について迫ります。
15年間の鍛錬が生み出した「表現者」としての才能
坪井さんのアーティストとしての才能は、決して一朝一夕に開花したものではありません。5歳から始めた新体操を通して、15年間もの間、厳しい練習に励んできた経験が、今の彼女を形成しています。
「フェアリージャパン」時代には、華やかな舞台の裏で、想像を絶する練習量とプレッシャーに耐えながら、チーム一丸となって目標を達成するために努力を重ねてきました。そうした経験を通して培われた精神力と表現力は、そのまま彼女のアートにも息づいています。
個展「自分が動けば世界が変わる」に込めた想いとは?
セカンドキャリアとしてアーティストの道を選んだ坪井さん。今回の個展「自分が動けば世界が変わる」という力強いタイトルには、どのような想いが込められているのでしょうか。
「新体操もアートも、自分自身の内面と向き合い、表現することが大切だという点で共通しています。今回の個展では、見てくださる方の心が少しでも軽やかになるような、笑顔が生まれるような作品を展示したいと思っています。」
展示される作品は、花や人物、風景などをモチーフにした、力強くも繊細なタッチが印象的です。それはまるで、華やかな舞台を走り抜けた彼女自身の半生を表現しているかのようです。
新体操とゴルフ…意外な共通点?!
多忙な日々を送る坪井さんですが、最近はゴルフにも熱中しているそうです。
「スポーティで綺麗めなゴルフウェア。いいよね〜♪ゴルフも好きだしモデルも楽しいっ‼️」
集中力と精神力が求められるという点では、新体操とゴルフには共通点があるのかもしれません。持ち前の運動神経の良さでメキメキと腕を上げているようで、ゴルフウェアをスタイリッシュに着こなす姿も印象的です。
坪井保奈美さんが体現する「美しさ」を体感しよう
新体操選手からアーティストへ、そしてゴルフの世界へ。常に挑戦を続ける坪井保奈美さんの姿は、多くの人に勇気と感動を与えてくれます。
今回の個展は、そんな彼女の「今」を表現する貴重な機会です。ぜひ会場に足を運んで、坪井さんが放つ、内側から溢れ出る「美しさ」を体感してみてはいかがでしょうか。