ゴルフというスポーツが持つドラマ性を、改めて感じさせられる一日でした。「 アース・モンダミンカップ 」の2日目、リーダーボードを見れば、そこには選手たちの様々な思いが交錯しています。首位をひた走る選手の固い決意、そして、同じ偉業を達成しながらも、全く異なる週末を迎えることになった二人の物語。千葉・カメリアヒルズ で繰り広げられた、人間味あふれるドラマを追います。

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精神力が支えるノーボギー。河本結が見せる「今の自分」
初日から首位を守る河本結選手。そのプレーは、2日目に入ってさらに安定感を増しました。4つのバーディーを重ね、しかもノーボギー。通算スコアを10アンダーまで伸ばし、2位に2打差をつけています。
#アース・モンダミンカップ 🏆|Round2#河本結(@Yk5472)が10アンダーにスコアを伸ばし、首位をキープ🏌️♀️
Round2の成績はこちら👇https://t.co/hfLFSL9iP1#JLPGA pic.twitter.com/TOfISFPlix
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) June 27, 2025
その強さを支えているのは、先週の海外メジャー「全米女子プロ」での厳しい経験から得た精神的なタフさなのかもしれません。
選手名 | 2日目スコア | 通算スコア | 順位 |
河本 結 | 68 (-4) | -10 | 1位 |
「優勝とかスコアは眼中になくて、以前の自分を超えることだけを考えている」という彼女の言葉通り、その視線は周囲の喧騒から切り離され、自分自身のプレーだけに注がれているようです。
静かな、しかし確実な追撃
首位を走る河本選手ですが、決して安泰ではありません。実力者たちが、静かに、しかし確実にその背中を追っています。通算8アンダーの2位には、安定したプレーが持ち味の菅沼菜々選手。
#菅沼菜々(@suganumanana) が放ったバンカーから放った一打は見事カップイン⭕️🙌
首位と2打差に迫ります🔥
📝スコア速報はこちらhttps://t.co/hfLFSL9iP1#アース・モンダミンカップ 🏆|Round2#JLPGA pic.twitter.com/CMyRPjNGPV
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) June 27, 2025
そして、この日「67」という素晴らしいスコアを記録した佐久間朱莉選手が、通算7アンダーの3位に浮上してきました。メルセデス・ランキング1位の実力者が、週末に向けて最高のポジションにつけています。決勝ラウンドでの直接対決は、見ごたえのあるものになりそうです。
ホールインワンの悲喜こもごも。運命が分かれた一打
2日目の大会を最も劇的に彩ったのは、二つのホールインワンでした。しかし、このスーパーショットは、二人の選手の週末を大きく分ける、運命のいたずらとも言える結果につながりました。
選手名 | ホールインワン | 2日目結果 | 最終結果 |
小野 祐夢 | 15番 (賞金1000万円) | 通算+1 (48位タイ) | 予選通過 |
仁井 優花 | 9番 (賞金600万円) | 通算+3 (78位タイ) | 予選落ち |
小野祐夢選手は、1000万円のビッグボーナスがかかった15番でエースを達成。この一打が流れを呼び込み、見事に予選通過を果たしました。
一方、仁井優花選手も9番で600万円のエースを決めましたが、カットラインにはわずかに届かず、予選落ちという結果に。ツアーでのエース達成という快挙を喜びきれない、何とも言えない結末となってしまいました。
実力者たちがひしめく決勝ラウンドへ
通算2オーバーまでという厳しい予選カットラインをクリアした選手たちによって、決勝ラウンドが争われます。自身のゴルフを証明しようとする河本結選手がこのまま逃げ切るのか。それとも、後続の実力者たちが意地を見せるのか。その戦いの行方に、多くのゴルフファンが注目しています。
2日目の総括:週末に向けた注目ポイント
- 河本結が隙のないプレーで通算10アンダーとし、単独首位の座をキープ。
- 2位に菅沼菜々、3位に急浮上の佐久間朱莉がつけ、優勝争いは混沌模様。
- ホールインワンを達成した小野祐夢は予選通過、仁井優花は予選落ちと対照的な結果に。
- 決勝ラウンドは、実力者たちのハイレベルな戦いが期待される。