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奇跡は二度起きた。アース・モンダミンカップで生まれた1600万円のドラマ

千葉の緑が目にまぶしい カメリアヒルズカントリークラブ。賞金総額3億円をかけた「 アース・モンダミンカップ 」の2日目は、ゴルフの神様が微笑んだ一日として、長く記憶されることになるでしょう。2025年6月27日、この舞台で二人の選手がホールインワンという偉業を達成しました。一度ならず、二度までも。静寂と興奮が交錯した、その奇跡の瞬間を追います。


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1000万円を引き寄せた小野祐夢、会心の一打

予選通過ラインが気になる位置からスタートした小野祐夢選手。彼女のドラマは、インスタートの15番パー3で起こりました。171ヤードの距離に対し、握ったのは5番ユーティリティー。放たれたボールは美しい軌道を描き、グリーン上で弾むと、そのままカップへと吸い込まれました。

達成者小野 祐夢
ホール15番 Par3 (171ヤード)
使用クラブ5番ユーティリティー
ホールインワン賞1000万円 (ツルハグループ提供)

自身もはっきりと確認できたというカップインの瞬間。同組の選手とハイタッチを交わした後、「1000万円だよ!」という声で、その一打が持つ本当の価値に気づいたと言います。ツアーでは7年ぶりとなるエース達成は、彼女を予選通過へと導く大きな一打となりました。獲得した賞金は、愛犬たちのために自宅をリフォームする資金に、という心温まる使い道も明かしてくれました。

続く快挙、仁井優花が狙いすました600万円

小野選手の快挙から数時間。今度は9番パー3で、再び歓声が上がりました。主役は22歳の仁井優花選手。「狙っていました」と語る彼女が7番アイアンで放った一打は、ピンにショートさせないという強い意志が込められた、完璧なショットでした。

達成者仁井 優花
ホール9番 Par3
使用クラブ7番アイアン
ホールインワン賞600万円 (加賀電子株式会社提供)

このホールインワンは、彼女にとって苦しんでいたラウンドの流れを好転させる起爆剤となりました。同日に二度もエースが記録されるのは、国内女子ツアーでは2023年以来の出来事。フィールド全体が活気づく、まさにメモリアルな瞬間でした。

賞金総額3億円の舞台で輝く「一打の価値」

アース・モンダミンカップは、JLPGAツアーの中でも屈指のビッグトーナメントです。その象徴ともいえるのが、4つすべてのパー3にかけられた高額のホールインワン賞。今大会では、4番と15番に1000万円、9番と13番に600万円が設定されています。

この賞金は、期間中の達成者全員で均等に分けられるルール。現時点では小野選手と仁井選手がそれぞれ全額獲得の権利を手にしていますが、まだ戦いは2日間残されています。このスリリングなルールが、大会を一層面白くさせているのです。

記録と記憶、その両方に刻まれた一日

たった一振りで試合の流れ、そして選手のキャリアさえも変えてしまう可能性がある。それがゴルフというスポーツの奥深さです。この日の二つのホールインワンは、単なるラッキーショットではありません。日々の鍛錬を積み重ねてきたプロだからこそ引き寄せることができた、必然の奇跡だったのかもしれません。

カメリアヒルズに刻まれた二つのエース。その興奮は、週末の優勝争いへと続いていきます。

本日のハイライト:二つの奇跡を振り返る

  • アース・モンダミンカップ第2日で、ホールインワンが2度達成される。
  • 小野祐夢選手が15番で、賞金1000万円がかかったホールインワンを記録。
  • 仁井優花選手も9番で続き、こちらは賞金600万円のエースを達成。
  • 高額賞金が設定された舞台で、一打が試合の流れを変えるドラマが生まれた。
カメリアヒルズカントリークラブのコースガイド
【2023年6月22日~25 日 JLPGAレギュラーツアートーナメント「アース・モンダミンカップ」開催】丘陵コース。設計の安田幸吉プロが、どんな技量のプレーヤーでも楽しめるコース造りを目指したというだけに、無理のないレイアウト。フェアウェ...
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