2024年シーズン開幕前、JLPGA女子プロゴルファー6名が掲げた個性豊かな目標とその達成度を、彼女たちの自己評価とともに深掘りします。ゴルフの技術向上に関するものから、サウナ浴や電動自転車の購入、さらには野鳥撮影やゲームでの高得点達成まで、プライベートな一面を垣間見ることができる内容は必見です。蛭田みな美、山内日菜子、脇元華、桑木志帆、小祝さくら、阿部未悠各選手の、競技だけでは見えない素顔と、彼女たちが設定した目標への真摯な取り組みをご紹介します。
蛭田みな美:サウナ愛から生まれた挑戦とその顛末
公約 | 結果 | |
蛭田みな美 | サウナ後の水風呂に全身入れるようになること | 一度だけ達成 |
プロゴルファー蛭田みな美選手がセレクトした「ジュン&ロペ」の限定ニットが登場!柔らかな風合いと暖かさが特徴の100%ウール素材。注目のカラーとデザインで冬のゴルフをスタイリッシュに!#ゴルフファッション #ジュンロペhttps://t.co/XoK50FSSEA pic.twitter.com/H4VNphK5wn
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蛭田みな美選手がセレクトした「ジュン&ロペ」の限定ニットは2024年12月中旬発売予定
2024年シーズン開幕前、蛭田みな美選手は、「サウナ後の水風呂に全身入れるようになること」というユニークな公約を掲げました。この公約は、彼女のサウナへの深い愛情から生まれたもので、ファンにとっても注目の的でした。結果として、蛭田選手はシーズン中に一度だけ、水風呂への全身浸水を果たしました。しかし、この経験が予想外のトラウマとなり、それ以降サウナへの足が遠のいてしまったとのこと。このエピソードからは、プロゴルファーとしての厳しいトレーニングの合間に見せる、彼女の人間らしい一面が伺えます。
山内日菜子:ゴルフ技術向上への道と次シーズンへの布石
公約 | 結果 | |
山内日菜子 | パーオン率ランキング50位以内 | 未達成 |
国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」を制覇した #チームテーラーメイド の山内日菜子(@hinacoyamauchi )🏆💯
使用クラブ・ボール全てがテーラーメイド製品である山内プロのクラブセッティングをご紹介します👀
↓【続きます】 pic.twitter.com/WIP1n5e3gP
— テーラーメイドゴルフ Japan🇯🇵 (@TaylorMadeJapan) November 11, 2024
◆「伊藤園レディスゴルフトーナメント」を制覇した山内日菜子のクラブセッティング
・Qi10ドライバー(10.5°) ・Qi10 フェアウェイウッド( #3HL、#7) ・Qi10 レスキュー( #5 – #7) ・New P770アイアン (#7 – PW) ・MG4 ウェッジ (50°SB、54°SB、58°SB) ・Spider Tour Xパター ・TP5x ボール(2024)
山内日菜子選手は、2024年シーズンに向けて「パーオン率ランキング50位以内」という具体的な数値目標を設定しました。ゴルフの技術向上への強い意志が感じられるこの公約でしたが、シーズンを通しての挑戦は、惜しくも未達成に終わりました。しかし、シーズン後半にかけてパーオン率が向上してきたことは、彼女の努力の証です。この経験をバネに、山内選手は次シーズンに向けて更なる飛躍を誓います。
脇元華:体調管理の徹底とサウナでの自己調整
公約 | 結果 | |
脇元華 | 毎週サウナでしっかり整う | 昨年ほどは… |
【写真あり】脇元華が私服、部屋着、水着姿も披露「美女ふたり」松田鈴英とハワイ旅で「充電完了」 #脇元華 #松田鈴英 https://t.co/G1zxqoXj9m
— 日刊スポーツ (@nikkansports) December 15, 2024
「毎週サウナでしっかり整う」という公約を掲げた脇元華選手。多忙なトーナメントスケジュールの中で、体調管理のためにサウナを重視していることがうかがえます。2024年シーズンは昨年ほどは頻繁に行けなかったと振り返るものの、自律神経を整え、万全の状態で試合に臨むための重要なルーティンとしています。さらに、食生活の見直しや睡眠の質の向上にも取り組み、プロとしての自己管理の徹底ぶりを示しています。
桑木志帆:バッティングセンターでの意外な挑戦
公約 | 結果 | |
桑木志帆 | ツアー初優勝 | 達成! |
バッティングセンターで変化球を打つこと | ストレートのみ… |
女子ゴルフ桑木志帆選手を祝福 今季3勝、岡山で関係者らhttps://t.co/akwKQ21uBe pic.twitter.com/k5zm84sNSX
— 山陽新聞 (@sanyo_news) December 15, 2024
桑木志帆選手は、「ツアー初優勝」という競技目標と、「バッティングセンターで変化球を打つこと」というプライベートな目標の二つを掲げました。ツアー初優勝の達成は、彼女の技術と精神力の成長を物語っています。一方で、バッティングセンターでの挑戦は、シーズン終盤は訪れる機会が減少したものの、地元で110キロのストレートに挑むなど、ゴルフ以外の才能の一端を覗かせています。
小祝さくら:達成できなかったご褒美プラン
公約 | 結果 | |
小祝さくら | 優勝のご褒美に2台目の電動自転車を買うこと | 買えず… |
小祝 さくらプロ/Sakura Koiwai
使用ボールは…
飛距離に特化したZ-STAR XV‼️新しいドライバーにも注目です👀✨#小祝さくら プロ pic.twitter.com/jcyXFJX1YM
— 大西翔太 OHNISHI SHOTA (@sardgia) October 2, 2024
「優勝のご褒美に2台目の電動自転車を買うこと」という、ファンにとっては親しみやすい公約を立てた小祝さくら選手。しかし、実用性や必要性を熟考した結果、購入は見送ることに。この決断からは、彼女の堅実な一面と、物事を深く考える性格が垣間見えます。
阿部未悠:ツアー初優勝とプライベートでの野望
公約 | 結果 | |
阿部未悠 | ツアー初優勝 | 達成! |
シマエナガをちゃんと撮影すること | 冬に期待! |
【JLPGAツアー】
4月5日より行われた「富士フイルムスタジオアリス女子オープン」にて、優勝を飾った阿部未悠選手へ副賞としてGLBが贈られました。メルセデス・ベンツ日本は、今後もトーナメント協賛や若手選手のサポートを通じ、ゴルフの活動をサポートしてまいります。 pic.twitter.com/Mhub8A13pN
— メルセデス・ベンツ日本/Mercedes-Benz Japan (@MercedesBenz_JP) April 9, 2024
阿部未悠選手は、「ツアー初優勝」と「シマエナガをちゃんと撮影すること」の二つの目標を掲げました。ツアー初優勝の達成は、彼女のプロとしての大きな成長を象徴しています。また、プライベートでは野鳥撮影、特に北海道に生息する愛らしい鳥「シマエナガ」の撮影に挑戦する予定で、その成功に向けての意気込みを語っています。このエピソードからは、彼女の多趣味な一面と、新たな挑戦に対する情熱が伝わってきます。
2024年シーズンの自己評価と2025年への展望
蛭田みな美のシーズン分析と次なるステップ
2024年シーズン、蛭田みな美選手はショットの不調に苦しみながらも、シーズン後半には確かな手応えを感じるようになりました。この経験を糧に、2025年シーズンでは、パッティング精度の向上を目指し、特にパット率を50位以内に収めることを新たな目標として掲げています。彼女のプレースタイルへの細やかな分析と、具体的な数値目標の設定は、次シーズンへの期待を高めます。
山内日菜子の反省と飛躍への誓い
山内日菜子選手は、2024年シーズンを振り返り、特に前半戦のショットの課題を認識しつつも、後半戦で見せたパーオン率の向上に自信を深めています。この成長を基に、2025年はパーオン率ランキング50位以内という目標達成に向け、更なる技術向上を目指します。彼女の目標に対する真摯な姿勢と、自己改善への意欲は、ファンにとっても大きな魅力です。
脇元華、勝利への渇望と継続する自己管理
脇元華選手は、2024年シーズンを通じて、体調管理の重要性を再確認しました。コンビニおにぎりを避け、質の高い睡眠を確保し、サウナで自律神経を整えるなど、プロとしての自己管理を徹底。これらの努力は、2025年のツアー初優勝、そしてリコーカップへの再挑戦という大きな目標に向けた、彼女の強い意志の表れです。
桑木志帆、達成した夢と新たな目標
桑木志帆選手にとって、2024年はツアー初優勝という大きな夢を実現した年となりました。しかし、彼女の挑戦はここで終わりません。2025年シーズンは、キャリアハイの更新と年間女王を目指すという、新たな目標を設定。バッティングセンターでの挑戦も含め、彼女の多方面にわたる活動から目が離せません。
小祝さくらの実直な自己評価と将来計画
小祝さくら選手は、2024年シーズンに設定した「優勝のご褒美に2台目の電動自転車を買うこと」という公約の達成は見送りましたが、その過程で見せた自己評価の厳しさと、実生活における堅実な判断は、彼女の人柄をよく表しています。2025年に向けては、年間を通じて安定したゴルフを展開することを目指し、さらなる成長を誓います。
阿部未悠、初優勝の喜びと次なる挑戦
阿部未悠選手は、2024年シーズンにツアー初優勝を達成し、大きな自信を得ました。しかし、シーズン全体を振り返ると、特に前半戦では調子の波があり、その経験から学びを深めています。2025年は、オフシーズンに技術を磨き直し、2勝目、3勝目を目指すとともに、プライベートではシマエナガの撮影という新たな趣味にも挑戦します。彼女のオンとオフの充実が、さらなる活躍へと繋がることでしょう。
6名のプロゴルファーの私生活にも迫る
蛭田みな美:サウナとの複雑な関係
蛭田みな美選手のサウナ愛は、水風呂挑戦の公約からも明らかです。一度は全身浸水を経験するも、その体験がトラウマとなり、最近ではサウナから足が遠のいているとのこと。プロゴルファーとしての厳しいトレーニングの合間に、リラクゼーションを求める彼女の姿が垣間見えます。
山内日菜子:プライベートは謎に包まれて
山内日菜子選手については、ゴルフに集中しているためか、プライベートに関する情報はあまり公開されていません。しかし、その分、コース上での彼女の活躍に期待が集まります。
脇元華:健康への意識
脇元華選手は、健康管理に非常に気を遣っており、特にコンビニおにぎりを避けるなど、食生活に注意を払っています。また、質の高い睡眠を重視し、試合がある日は最低でも7時間、よく寝るときには8~9時間の睡眠を確保。翌日のスタートが早い場合には、逆算して就寝時間を決めるなど、徹底した自己管理が伺えます。
桑木志帆:バッティングセンターでの新たな挑戦
桑木志帆選手は、ゴルフ以外にもバッティングセンターでの挑戦を楽しむなど、活動的な一面を持っています。特に110キロのストレートに挑むなど、スポーツ全般に対する情熱が感じられます。
小祝さくら:堅実なライフスタイル
小祝さくら選手は、電動自転車の購入計画を通じて、彼女の堅実なライフスタイルが垣間見えます。また、普段の生活では、特に服への投資を楽しんでいるようです。
阿部未悠:ゲームと野鳥撮影への情熱
阿部未悠選手は、ゲーム愛好家としての一面も持ち、「ツムツム」で2億点を達成するなど、その腕前はプロ級です。最近では「ポケポケ」にもハマり中。さらに、野鳥撮影という新たな趣味にも挑戦しており、特に北海道でのシマエナガ撮影に意欲を見せています。
2024年の挑戦を経て、2025年シーズンへの期待
2024年シーズン、これら6名のJLPGA女子プロゴルファーたちは、ゴルフの技術向上はもちろんのこと、プライベートな目標にも果敢に挑戦しました。彼女たちの経験は、目標達成の喜びだけでなく、時には挑戦の難しさや、それを通じて得られる成長の価値を教えてくれます。2025年シーズン、彼女たちがどのような活躍を見せてくれるのか、そして新たな目標にどう挑んでいくのか、大いに期待されます。