女子プロゴルファーの上田桃子選手が、大王製紙エリエールレディスオープンで20年間の現役生活に幕を閉じました。予選通過は叶いませんでしたが、最終ラウンドは4バーディー、3ボギーの70でホールアウト。最後まで攻めの姿勢を貫き、ギャラリーを沸かせました。
20年の軌跡、最後の雄姿
今季限りで第一線退く上田桃子が予選落ちで事実上の最終戦「ゴルファーやってきてよかった」と涙 #上田桃子 https://t.co/r36SKDkHg2
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最終18番グリーンでは、温かい拍手と「桃ちゃん20年間お疲れ様。たくさんの感動をありがとう」と書かれた横断幕が上田選手を包み込みました。20年間、日本ツアー450試合を戦い抜いた集大成となるラウンドは、最後まで上田選手らしさが溢れるものでした。
上手くなりたい一心で駆け抜けた20年
「上手くなろう、強くなろう」という一心でゴルフと向き合い続けた上田選手。引退を決意してからは、休みを作らず毎日練習に励み、1日2000球もの打ち込みを行うこともあったといいます。母・八重子さんによれば、「今まで以上に練習するんです。あの練習を見たらびっくりしますよ。最後まで練習して練習して終わりたいみたいなんです」とのこと。
ゴルフへの尽きぬ情熱
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どんな時もゴルフのことを考え、がむしゃらに駆け抜けた20年。強くてかっこいいスタイルを貫き、多くのファンに愛された上田選手は、「ゴルフは凄く好きだった。今も上手くなりたいなと思います」と、はにかんだ笑顔を見せました。
エリエールレディスでの成績
日付 | ラウンド | スコア | トータル | 順位 |
1日目 | 1R | 76 | 76 | 90位 |
2日目 | 2R | 70 | 146 | 88位 |
今後の活躍に期待
惜しくも予選通過はなりませんでしたが、最後まで戦い抜いた上田選手の勇姿は、多くのゴルファー、そしてファンに感動を与えました。今後の活躍にも期待が高まります。