今大会の賞金総額は200万ドル、日本円に換算すると約2億8780万円(※2024年9月19日時点)という高額賞金が用意されています。優勝賞金は30万ドル(約4317万円)となり、2位以下にも高額賞金が授与されます。
順位 | 賞金(ドル) | 賞金(円) |
1位 | $300,000 | 約4,317万円 |
2位 | $188,651 | 約2,714万円 |
3位 | $136,853 | 約1,969万円 |
4位 | $105,866 | 約1,522万円 |
5位 | $85,211 | 約1,226万円 |
6位 | $69,718 | 約1,003万円 |
7位 | $58,356 | 約8,396万円 |
8位 | $51,127 | 約7,354万円 |
9位 | $45,962 | 約6,607万円 |
10位 | $41,831 | 約5,968万円 |
まさに女王の座と巨額の賞金をかけた熾烈な争いが繰り広げられることが予想されます。
注目組1:ミンジー・リー / ネリー・コルダ / ジノ・ティティクル
ミンジー・リー:女王の風格漂うショットメーカー
ミンジー・リーは、今大会でLPGAツアー初となるタイトル防衛に挑みます。昨年の大会では、ケンウッドCCを舞台にチャーリー・ハルとのプレーオフを制し、9勝目を挙げました。これは、2022年の全米女子オープン以来となる勝利であり、昨季終盤4試合で2勝を挙げるなど、好調を維持していました。しかし、今季は未勝利で、トップ10入りも3回にとどまっています。今季は、ストローク・ゲインド・アプローチとストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンでツアー1位を記録しています。グリーンヒット率も高く、持ち味の安定したショットで大会を席巻するのか注目です。
ネリー・コルダ:圧倒的な強さで世界を制す
世界ランク1位ネリー・コルダは、今大会初出場。直近のソルハイムカップでは、米国チームの勝利に貢献しました。コルダは、アリセン・コルプスとメーガン・カンとのペアでフォアサムとフォアボールで勝利し、チームに貴重なポイントをもたらしました。今季は5連勝を含む圧倒的な強さを見せており、ストローク・ゲインド・トータル、スコアリングアベレージ、パー4スコアリング、パー5スコアリング、バーディ以上の確率でツアー1位を記録しています。まさに、現代女子ゴルフ界を代表する選手のひとりと言えるでしょう。
ジノ・ティティクル:若き実力者が上位を狙う
ジノ・ティティクルは、2回目の出場となる今大会で、前回大会の9位を上回る成績を目指します。今季は、ダウ選手権でのルーニン・インとのペアでの優勝を含む、7回のトップ10入りを果たしています。今季は、ストローク・ゲインド・トータルでツアー3位、ストローク・ゲインド・パッティングで16位につけています。グリーンヒット率も高く、安定したプレーで上位進出を狙います。
注目組2:畑岡奈紗 / レクシー・トンプソン / 笹生優花
畑岡奈紗:日本期待の星、悲願のメジャー制覇へ
畑岡奈紗は、3年連続の出場となる今大会。過去2回は20位、16位とまずまずの成績を残しています。今季は、LPGAドライブオン選手権での9位、HSBC女子世界選手権での3位、ダウ選手権での8位など、3度のトップ10入りを果たしています。今季は、ストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンでツアー7位、ストローク・ゲインド・パッティングで11位につけています。グリーンヒット率も高く、ショット、パットともに好調を維持しています。
レクシー・トンプソン:ベテランの意地を見せる
レクシー・トンプソンも、ソルハイムカップ米国チームのメンバーとして参戦。今大会は3年連続の出場となります。前回大会は19位と、前々回の予選落ちから巻き返しました。今季は、メジャー大会での活躍が期待される中、まだトップ10入りは4回にとどまっています。今季は、ストローク・ゲインド・パッティングでツアー13位につけており、10~15フィート、15~20フィートからのパット成功率はそれぞれ2位、3位と、勝負強さが光ります。
笹生優花:全米女子オープン覇者、パリ五輪代表としての活躍に期待
笹生優花は、今季の全米女子オープンでメジャー2勝目を挙げました。しかし、その後の6試合では4度の予選落ちを喫するなど、苦戦が続いています。今大会は3回目の出場となり、過去2回は33位、5位とまずまずの成績を残しています。今季は、ストローク・ゲインド・ドライビングでツアー7位、ストローク・ゲインド・パッティングで9位につけています。持ち前の飛距離と正確なパットで、上位進出を狙います。また、パリ五輪代表としての活躍も記憶に新しく、今大会でのパフォーマンスにも注目が集まります。
注目組3:リディア・コー / チャーリー・ハル / ローズ・ザン
リディア・コー:殿堂入りを果たした女王の貫禄
LPGA殿堂入りを果たしたリディア・コーは、8月のAIG全英女子オープン優勝以来の出場となります。今季は、開幕戦のヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズに続く2勝目となり、メジャー通算3勝目を挙げました。今季は、ストローク・ゲインド・トータルでツアー6位、ストローク・ゲインド・アラウンド・ザ・グリーンで11位、ストローク・ゲインド・パッティングで15位につけています。安定したプレーで、大会を盛り上げてくれるでしょう。
チャーリー・ハル:ソルハイムカップの勢いそのままに
チャーリー・ハルは、ソルハイムカップで欧州チームの一員として全5試合に出場し、3ポイントを獲得しました。特に、最終日のシングルスではネリー・コルダを破るなど、存在感を示しました。今大会は2回目の出場となり、前回大会ではミンジー・リーとのプレーオフで惜しくも敗れ、2位に終わっています。今季は、ストローク・ゲインド・ドライビング、ストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーン、ストローク・ゲインド・トータルでそれぞれ4位、12位、14位につけています。持ち前の飛距離と正確なショットで、優勝を狙います。
ローズ・ザン:旋風を巻き起こすルーキー
ローズ・ザンは、今季のコグニザント・ファウンダーズカップでツアー初優勝を飾りました。今大会は2回目の出場となり、前回大会の31位を上回る成績を目指します。今季は、ストローク・ゲインド・アプローチでツアー5位、ストローク・ゲインド・トータルで8位、ストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンで15位につけています。若さと勢い溢れるプレーで、大会を盛り上げてくれるでしょう。
日本人選手8名にも期待!
今大会には、笹生優花、勝みなみ、西村優菜、畑岡奈紗、稲見萌寧、西郷真央、渋野日向子、吉田優利の8名の日本人選手が出場します。それぞれが異なる強みを持ち、世界トップレベルの選手たちとしのぎを削ります。彼女たちの活躍にも注目が集まります。
パーマー設計コースで大会初開催 笹生、渋野、畑岡が3年連続、稲見は3カ月ぶり米ツアー#稲見萌寧 #笹生優花 #畑岡奈紗 #渋野日向子 #クローガー・クイーンシティ選手権presentedbyP&G #ゴルフhttps://t.co/f0s77HKbtR
— GDOニュース (@GDO_news) September 17, 2024
クイーンシティ選手権:新たなドラマが生まれる舞台
クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G は、実力者たちが集うエキサイティングな大会です。「KPMG Performance Insights」のデータが示すように、各選手はそれぞれ異なる強みを持っており、その個性がぶつかり合うことで、より一層ゴルフの魅力が引き出されることでしょう。
さあ、誰が女王の座と約4300万円の優勝賞金を手にするのか、そして日本人選手の活躍は?目が離せません!