PR
ゴルフコラムゴルフニュース

フェデックスカップ、プレジデンツカップ出場争い…終盤戦の注目ポイントを徹底解説!

ゴルフシーズンの佳境、フェデックスカッププレーオフもいよいよ終盤戦。トッププレーヤーたちは灼熱の暑さや高地での戦いなど、過酷な条件を乗り越え、栄冠を目指します。今回は、ESPNのシニアライター、Mark Schlabach氏の記事を参考に、残り3週間の見どころを分かりやすく解説していきます。

The home stretch for the FedEx Cup and the race for Player of the Year are on
Only three weeks remain in the FedEx Cup, and golf's best have their work cut out for them as they chase one of the game...

ゴルフを通して、少しでも誰かの役に立てれば幸いです。
応援クリックお願いします!💚

にほんブログ村 ゴルフブログへ
にほんブログ村
nana beat GOLF - にほんブログ村

プレーオフ3大会の概要と注目ポイント

FedEx St. Jude Championship

  • 開催期間:8月15日〜18日
  • 開催地:TPCサウスウィンド(テネシー州メンフィス)
  • 賞金総額:2,000万ドル(優勝賞金360万ドル)
  • 前年優勝者:ルーカス・グローバー

フェデックスカップポイントランキング上位70名が出場するプレーオフ初戦。昨年の覇者グローバーはポイントランキング77位に終わり、今年は出場を逃しました。ポイントランキングトップのスコッティ・シェフラーは、圧倒的な強さを見せていますが、TPCサウスウィンドでの成績は過去6戦でトップ10入りがなく、意外にも苦手としているコースと言えるでしょう。今回は大会前に盗難などの被害に見舞われた松山英樹選手が最終日は辛抱のゴルフで優勝を飾りました。シェフラー選手も4位と苦手コースでしたが健闘しました。

順位選手名R4予選合計
1松山英樹EF-17
同2V.ホブラン-4F-15
同2X.シャウフェレ-7F-15
4S.シェフラー-4F-14
同5N.グランツ-1F-13
同5S.バーンズ-3F-13
同7W.クラーク-6F-12
同7R.マッキンタイア-5F-12
9D.マッカーシー-2F-11
同10B.ホーシェル-3F-10
同10S.パワー-3F-10

BMW Championship

  • 開催期間:8月22日〜25日
  • 開催地:キャッスルパインズGC(コロラド州キャッスルロック)
  • 賞金総額:2,000万ドル(優勝賞金400万ドル)
  • 前年優勝者:ビクトル・ホブラン

FedEx St. Jude Championship後のポイントランキング上位50名が出場。2025年のシグネチャーイベント出場権も獲得できます。コロラド州でのPGAツアー開催は10年ぶりとなります。前年優勝のホブランは、最終戦でコースレコードとなる9アンダー61をマークし、シェフラーとマット・フィッツパトリックを2打差で振り切りました。しかし、今季は調子が安定せず、ポイントランキング57位と低迷。メンフィスでの巻き返しが必要です。

Rory McIlroy shoots 5-under 65 | Round 1 | BMW Championship | 2023│PGA TOUR

Tour Championship

  • 開催期間:8月29日〜9月1日
  • 開催地:イーストレイクGC(ジョージア州アトランタ)
  • 賞金総額:1億ドル(優勝賞金2,500万ドル)
  • 前年優勝者:ビクトル・ホブラン

BMW Championship後のポイントランキング上位30名が出場。2019年以降、最終戦はポイントランキングに応じたハンディキャップ方式を採用しています。ランキング1位は10アンダー、2位は8アンダー、以下1打ずつ減っていき、30位はイーブンパーからスタートします。今年はコースが大幅に改修されており、選手たちは新たな戦略を練る必要が出てきます。特にグリーンの変更は大きく、硬くなったことで、これまでのようにスピンでボールを止めることが難しくなると予想されています。

プレジデンツカップ出場権争い

BMW Championship終了時点で、プレジデンツカップの出場選手が決まります。各チーム6名の自動選出枠と、キャプテン推薦枠6名で構成されます。現在、米国チームはシェフラー、シャウフェレ、コリン・モリカワ、ウィンダム・クラーク、サーヒス・ティーガラ、パトリック・キャントレーが自動選出圏内。一方、国際チームは松山英樹、キム・シウー、イム・ソンジェ、ジェイソン・デイ、アダム・スコット、アン・ビョンフンが自動選出圏内です。今後のプレーオフでの活躍が、出場権獲得のカギを握ります。特に、ジャスティン・トーマスやジョーダン・スピースなど、ランキング上位につけていない有力選手の動向にも注目が集まります。

年間最優秀選手争い

6勝を挙げ、マスターズを含むシグネチャーイベント4大会を制したシェフラーが最有力候補。しかし、メジャー2勝を挙げたシャウフェレも、安定した成績を残しており、年間最優秀選手の座を狙える位置にいます。今後のプレーオフでのパフォーマンスが、選考に大きな影響を与えるでしょう。

コース改修と戦略の変化 – イーストレイクGCの変貌

Tour Championshipの開催コース、イーストレイクGCは、昨年の大会後に大規模な改修が行われました。1949年の航空写真をもとに、グリーンやバンカーなどが変更され、選手たちはこれまでとは異なる戦略を立てる必要が出てきます。特にグリーンは硬くなり、これまでのようにスピンでボールを止めることが難しくなるようです。この変更は、選手たちのスコアメイクに大きく影響を与える可能性があり、戦略の重要性がさらに増すと言えるでしょう。

Flyover of East Lake GC Home of the Tour Championship Ready 18 holes│heKccumm

まとめ

フェデックスカッププレーオフは、賞金総額だけでなく、年間最優秀選手やプレジデンツカップ出場権など、様々なものが懸かった重要な戦い。トッププレーヤーたちの熱い戦いに注目しましょう。

タイトルとURLをコピーしました