ノースカロライナ州グリーンズボロで開催されたウィンダム選手権。多くの選手が最終ラウンドを終えた日曜日の夜、マット・クーチャー[Matt Kuchar’s]は18番ホールのラフでボールをマークし、プレーを中断するという異例の決断を下しました。薄暗がりの中でのプレー続行は困難と判断したクーチャーは、翌朝、ただ一人コースに戻り、6分間のプレーで18番ホールをパーで締めくくりました。
暗闇迫る18番ホール:クーチャーの苦渋の決断
クーチャーの突然のプレー中断は、周囲を驚かせました。彼は当時、12位タイにつけていましたが、日没が迫る中、プレー続行は不可能と判断したのです。同組のマックス・グレイザーマンとチャド・レイミーはプレーを続けましたが、クーチャーは翌朝、単独で18番ホールに戻ることとなりました。
🚨Jay Monahan on Matt Kuchar’s controversial decision last week at the Wyndham: “Matt had every right to do exactly what he did… There are so many unique circumstances that come up on the PGA Tour & that was one of them.”
— NUCLR GOLF (@NUCLRGOLF) August 15, 2024
クーチャーの真意:パートナーへの配慮と誤算
試合後のインタビューで、クーチャーは自身の決断について謝罪しました。彼は、グレイザーマンがまだ優勝争いをしていると思い込み、自分のプレー中断がグレイザーマンのプレー続行を促すと考えたと説明しています。しかし、アーロン・ライが18番ホールでバーディーを奪い優勝を決めていたことを、クーチャーは把握していませんでした。
予想外の展開:月曜フィニッシュが生んだ好結果
月曜日の朝、明るい光の中でプレーを再開したクーチャーは、スコアボードからの視界妨害を理由に救済を受け、フェアウェイにドロップすることができました。結果的に18番ホールをパーで終えたクーチャーは、12位タイで賞金134,695ドルを獲得。もし18番ホールをボギーとしていたら、獲得賞金は半額近くになっていた可能性があります。
批判と賞賛:ソーシャルメディアの反応
クーチャーの決断はソーシャルメディアで大きな話題となり、批判の声も上がりました。一方で、彼の判断力と冷静さを評価する声も聞かれました。結果的に、クーチャーは難しい状況下で最善の決断を下し、自身の利益を最大限に守ったと言えるでしょう。
まとめ:プロゴルファーの判断力と責任感
マット・クーチャーは、ラウンドを終えられなかったことで「自分がその人になってしまった」と自嘲。試合が中断されたことに対する失望を述べ、これまで何度もラウンドを完了できない選手に対して残念に思っていたと語った。日没の中でのプレーに関して、パットの難しさを強調。特に16番ホールでのマックス・ホーマの4パットを目撃したことが自身の決断に影響を与えた。クーチャーは、暗闇の中でのパッティングの困難さを指摘し、ホールを翌朝まで持ち越すべきだと感じたと述べた。日没後のプレーでは、適切な状況でなければショットを打たない方が良いと感じたと説明。最後のホールでのアーロン・ライのバーディーに気づかなかったことを告白。自分が置かれていた困難な状況について言及し、ボギーを目標にしていたと述べた。結果としてパーを取れたことに安堵しつつも、フィニッシュが翌日にずれ込んだことを申し訳なく思っていると謝罪。試合を完了するために最善を尽くしたが、暗闇の中でのプレーの限界を感じた。ウッドランドが9番ホールで最終ショットを打ったことを引き合いに出し、同様の行動を試みたと述べた。17番ホールでの状況について、ティーショット後にさらに判断が必要だったことを語る。予想外の場所でのショットに直面し、標準的な状況ならプレーを続行していただろうと振り返った。ティーショットを打った際、フェアウェイに人がいたことに気づかなかったことを説明。翌朝のラウンドでボギーを取ることを目標にしていたが、パーで終えられたことに満足していると述べた。アーロン・ライがフィニッシュし、表彰式を行えたことに安堵したと語る。試合が遅延したことによる反響については、代理人からの電話で知ったと述べた。自分が引き起こした騒ぎに対して、ソーシャルメディアを避けていることを感謝すると述べた。
https://www.youtube.com/watch?v=zyQSXswHVAI
今回のクーチャーの決断は、プロゴルファーが直面するプレッシャーと、その中で冷静な判断を下すことの重要性を改めて示す出来事となりました。批判を受けながらも、自分の信念に基づいて行動したクーチャーの姿は、多くのゴルファーにとって教訓となるのではないでしょうか。




