グリーン上での静かなる戦い、パッティング。その勝敗を分けるのは、ほんの数センチの繊細なタッチと、ボールの「転がり」だ。
今回ご紹介する「PISAパター」は、まさにその「転がり」を徹底的に追求した、Makuakeプロジェクト発の革新的パターだ。
アマチュアからプロまで、多くのゴルファーを悩ませるパッティングの精度向上に、新たな風穴を開けるかもしれない。
従来のパターの常識を覆す「マイナスロフト」
「PISAパター」最大の特徴と言えるのが、マイナスロフト設計を採用している点だ。
従来のパターは、インパクト直後にボールがわずかに浮き上がることで、順回転を生み出す構造が一般的だった。
しかし、「PISAパター」は、あえてマイナスロフトにすることで、このボールの浮き上がりを抑制。インパクトのエネルギーをロスすることなく、スムーズな転がりを生み出すことを可能にしたのだ。
実現困難とされた「可動式フェース」でエネルギー伝達を極限まで高める
さらに、「PISAパター」の革新性は、フェイス面にも見られる。
なんと、インパクトの瞬間にフェイス面がわずかに動く「可動式フェース」を採用しているのだ。
この複雑な機構により、インパクト時のエネルギーロスを最小限に抑え、ボールにダイレクトに力を伝えることが可能になった。
開発陣の飽くなき探究心と、高度な技術力が融合したからこそ実現した、まさに「魔法のフェース」と言えるだろう。
アドレス時の不安を解消する「ダブル照準ライン」
「PISAパター」の魅力は、その革新的な機能だけにとどまらない。
ヘッド上部には、アドレス時に正確な方向を指し示す2本の「ダブル照準ライン」を配置。
目標に対してスクエアに構えやすく、安定したストロークをサポートしてくれる。
特に、ショートパットで方向が定まらず悩んでいるゴルファーにとっては、心強い味方となるだろう。
「PISAパター」がもたらす、ゴルフの未来
「PISAパター」の登場は、単なる新製品のリリースにととどまらない。
それは、ゴルファーにとって永遠の課題とも言える「パッティングの精度向上」という難題に対する、一つの解答を示していると言えるだろう。
「もうパットで悩まない」
そんな未来が、「PISAパター」によって現実のものとなるかもしれない。