
もう少しで寄ってたのに…を卒業!アプローチが劇的に変わる3つの練習法

あと少し、本当にあと50cm寄っていれば…
グリーン周りで何度この言葉を繰り返したことでしょう。アマチュアゴルファーにとって、アプローチは永遠の課題とも言えます。
「アプローチはセンス」
そんな言葉を耳にするたびに、ため息をつくあなたへ。 諦めるのはまだ早いです。 スイング改造や特別な練習器具は必要ありません。
この記事では、今すぐ実践できるユニークなアプローチ練習法に焦点を当て、3つのステップで「あと50cm」を縮めるための具体的な方法を紹介します。
ポイントは「再現性」と「距離感」。この2つを意識することで、あなたのアプローチは劇的に変化するでしょう。
STEP 1: ロボットを目指せ!安定したセットアップを手に入れる

「アドレスが全て」
この言葉は、アプローチにおいても真実です。しかし、多くのアマチュアゴルファーは、アドレスの重要性を軽視しがちです。
そこで、まずは自分のアドレスを客観的に見てみましょう。
実践ポイント
- スマホで普段通りのアプローチアドレスを正面と横から撮影します。
- 撮影した写真を見ながら、以下の7つのポイントをチェック!
- ボール位置: つま先の中央ラインより右側?左側?いつも同じ場所?
- スタンス幅: 肩幅と同じ?狭め?広め?
- 体重配分: つま先?かかと?それとも均等?
- ボールとの距離: 近すぎ?遠すぎ?
- 膝の曲げ具合: 少しだけ?それとも深く?
- 背骨の角度: 猫背?それとも背筋が伸びすぎ?
- 目線: ボールを見下ろせている?
- 自分にとって「しっくりくる」アドレスを見つけたら、7つのポイントをメモしておきましょう。これが、あなただけの「黄金比アドレス」です。
重要なのは、毎回同じアドレスを再現することです。まるでロボットのように、正確なアドレスを身につけることで、アプローチの精度は格段に向上します。
STEP 2: 歩測で距離感をマスター!感覚派からの卒業

自分の歩幅、正確に把握していますか?
実はこれ、アプローチの距離感をマスターするための重要なカギとなります。
実践ポイント
- 練習グリーンの端から端まで、普段通りの歩幅で歩き、歩数を数えます。これを数回繰り返し、平均歩数を算出します。
- アプローチ練習の際は、必ず歩測を行い、目標までの距離を歩数で把握します。
- 例えば、「20歩=15ヤード」のように、自分だけの距離換算表を作っておくと便利です。
歩測を習慣化することで、距離に対する感覚が研ぎ澄まされ、経験や勘に頼らない、より正確な距離感が身につきます。
さらに、距離に応じたスイングの強弱も意識してみましょう。
- 短距離(10歩以内): コンパクトなスイングで、手首の動きを抑えめに。
- 中距離(10〜20歩): スイングアークを大きくし、リズム良く振り抜く。
- 長距離(20歩以上): 体重移動を積極的に使い、フォローを大きく取る。
STEP 3: 実践で差をつける!状況判断力を磨く

コースに出ると、平坦なライばかりではありません。傾斜や風など、様々な状況に対応できる「状況判断力」が必要です。
実践ポイント
- 傾斜を攻略!
- 上り傾斜: ボールを左足寄りに置き、普段よりロフトを立てて打ちます。
- 下り傾斜: ボールを右足寄りに置き、普段よりロフトを寝かせて打ちます。
- 風の影響を読む!
- 向かい風: 低弾道でランを計算に入れたクラブ選択を。
- 追い風: 高弾道でグリーン上で止まりやすいクラブ選択を。
- グリーンの速さを考慮!
- 早いグリーン: ランを計算に入れて、キャリーで寄せるイメージを。
- 遅いグリーン: キャリーで狙った場所に落とすイメージを。
これらの要素を考慮することで、より実践的なアプローチが可能になります。
アプローチは、一朝一夕に上達するものではありません。 しかし、今回紹介した3つのステップを意識して練習に取り組むことで、あなたのアプローチは確実に変化していくはずです。
「あと50cm」を縮めるために、そして、グリーン周りで自信を持ってプレーするために、今日から実践してみましょう!
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