
2025年5月22日、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースで華やかに開幕した「 ブリヂストンレディスオープン 」。注目選手の一人、アマチュアの寺町美友海選手は、初日を3オーバーの75で終え、94位タイからのスタートとなりました。本記事では、寺町選手の初日のプレーを中心に、大会全体の模様もお伝えします。
寺町美友海、初日の戦績と課題
寺町美友海選手は、インコースからスタートした初日、前半を1アンダーの「35」と安定したプレーで折り返しました。4番(パー3)と7番(パー4)でバーディを奪うなど、持ち前のショット力を垣間見せました。

しかし、後半のアウトコースでは苦戦を強いられます。10番、11番、12番と連続ボギーを叩くと、15番でもボギー。さらに17番(パー4)では痛恨のダブルボギーを喫し、スコアを落としました。最終的にこの日は4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「75」。パー72のコースで3つスコアを落とし、94位タイという結果になりました。
思うような結果とはならなかった初日ですが、随所に光るプレーも見せており、2日目以降の巻き返しが期待されます。
寺町美友海選手 初日スコア詳細
ホール | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | TTL |
PAR | 4 | 3 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 4 | 5 | 36 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 36 | 72 |
STROKES | – | – | △ | 〇 | – | – | 〇 | – | – | 35 | △ | △ | △ | – | 〇 | △ | 〇 | □ | – | 40 | 75 |
※ 〇:バーディ、△:ボギー、□:ダブルボギー、-:パー
首位は混戦模様、佐久間朱莉らが好発進
大会初日、首位に立ったのは6アンダーをマークした佐久間朱莉、ルーキーの荒木優奈、そしてイ・ミニョン(韓国)の3選手です。佐久間は今季2勝目に向けて好調な滑り出しを見せています。
5アンダーの4位タイには佐藤心結と内田ことこ。さらに4アンダーの6位タイには鈴木愛、森井あやめ、高橋彩華、天本ハルカ、宮田成華、永峰咲希、葭葉ルミといった実力者が続き、トップから3打差以内に23人がひしめく接戦となっています。
また、アマチュアの中嶋月葉が後半4番でホールインワンを達成し、大会に華を添えました。
2日目に向けての展望
寺町美友海選手にとって、初日は悔しさの残るラウンドとなりましたが、まだトーナメントは始まったばかりです。2日目は予選通過を目指し、本来の力を発揮してくれることに期待が集まります。持ち前の攻撃的なゴルフでスコアを伸ばし、上位進出の足掛かりを掴むことができるか、注目です。
ブリヂストンレディスオープン 大会概要
本大会は、ブリヂストンと中京テレビ放送が主催し、5月22日から25日までの4日間、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースで開催されます。賞金総額は1億円、優勝賞金は1,800万円。戦略性の高いコースで、トッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げます。
まとめ
ブリヂストンレディスオープン初日、アマチュアの寺町美友海選手は3オーバーの94位タイと、やや出遅れる形となりました。しかし、前半には良い流れを掴む場面も見られ、2日目の巻き返しが期待されます。首位は6アンダーで3人が並ぶ混戦模様となっており、大会2日目も目が離せない展開となりそうです。
- 寺町美友海は初日3オーバー「75」で94位タイ。
- 前半は1アンダーと好調も、後半にスコアを崩す。
- 内容は4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー。
- 首位は佐久間朱莉、荒木優奈、イ・ミニョンが6アンダーで並ぶ。
- アマチュアの中嶋月葉がホールインワンを達成。
- 寺町選手の2日目の巻き返しに期待。