
その驚異的な飛距離と、父娘で掴む夢への軌跡、そしてプロトーナメント初挑戦の舞台裏に迫ります。
愛知県に、若干13歳にしてプロの舞台に挑戦するジュニアゴルファーがいます。その名は寺町美友海選手。彼女の日常と、規格外とも言えるゴルフの才能に迫ります。
学校では笑顔あふれる普通の女の子
寺町美友海選手は、愛知県瀬戸市にある女子中学校に通う中学2年生。学校では友達と談笑し、時には先生に「脚閉じなさい」と注意されるなど、天真爛漫な普通の女の子です。しかし、彼女にはもう一つの顔があります。それは、日の丸を背負い世界と戦うトップジュニアゴルファーとしての顔です。


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規格外のパワーと飛距離
寺町選手のゴルフの魅力は、その豪快なスイングから繰り出される圧倒的な飛距離にあります。
小学5年生(2022年当時)の時点で、すでにドライバーで200~210ヤードを記録。これは当時の一般成人男性の平均飛距離に匹敵するものでした。
年齢 | 当時の学年 | ドライバー飛距離 |
10歳 | 小学5年生 | 200~210ヤード |
13歳(現在) | 中学2年生 | 238ヤード |
3年間で約30ヤードも飛距離を伸ばし、現在では女子プロ顔負けの238ヤードを叩き出します。彼女自身、「ドライバーは思いっきり振れるから楽しい」と語るように、そのプレースタイルは見る者を魅了します。
世界ジュニアゴルフ選手権では、2022年から3年連続で日本代表に選出されるなど、その実力は折り紙付きです。
父との二人三脚とプロへの挑戦
寺町選手がゴルフを始めたのは2歳の頃。以来、父・謙太さんと二人三脚で練習に励んできました。謙太さんは、娘のゴルフをサポートするために勤めていた会社を退職。現在は自営業を営みながら、練習の送り迎えや、データと映像を駆使したスイング分析など、全面的にバックアップしています。
時には厳しい言葉が飛び交うこともありますが、それは父娘の深い信頼関係の表れ。謙太さんは「チーム美友海として動いている」と語り、その熱意は娘にもしっかりと伝わっています。
そんな寺町選手は、中学2年生にしてプロのトーナメント「 ブリヂストン レディスオープン 」に初出場を果たします。これは彼女にとって大きな挑戦であり、これまでの努力が試される舞台となります。

トーナメント名 | ブリヂストン レディスオープン |
賞金総額 | 1億円 |
優勝賞金 | 1,800万円 |
優勝副賞(一部) | トヨタ自動車「プリウス」 |
大会公式ドリンク(優勝副賞) | ポカリスエット1年分 |
感謝の気持ちを胸に、更なる高みへ
多くの人に支えられていることを自覚している寺町選手。「ゴルフでもいろいろな人が支えてくれているし、学校行ったら友達がいつも喋りかけてくれるから感謝しています。みんなに『すごいな』って思ってもらえるように頑張りたいです」と、感謝の言葉と共に今後の意気込みを語ってくれました。
父との絆、そして周囲への感謝を胸に、13歳の天才ジュニアゴルファー寺町美友海選手が、プロの世界でどのようなプレーを見せてくれるのか、注目です。
彼女の挑戦の詳細は、ぜひ動画でご覧ください。
まとめ
- 寺町美友海選手は、愛知県在住の13歳(中学2年生)のジュニアゴルファー。
- 学校では明るい普通の女の子だが、ゴルフでは世界レベルの実力を持つ。
- ドライバーの飛距離は現在238ヤードと、女子プロ並み。
- 父・謙太さんの献身的なサポートを受け、二人三脚で練習に励んでいる。
- 中学2年生でプロトーナメント「ブリヂストン レディスオープン」に初出場。
- 周囲への感謝を忘れず、更なる高みを目指している。