
太平洋クラブ御殿場コースを舞台に繰り広げられた2024年三井住友VISA太平洋マスターズは、最終日に劇的なドラマを生んだ。首位と1打差でスタートした石川遼選手(33、CASIO)が、最終18番で見事バーディーを決め、通算11アンダーで逆転優勝。大会史上最多となる4勝目を挙げ、優勝賞金4000万円を獲得した。
石川遼、大会史上最多4度目の優勝!
#三井住友VISA太平洋マスターズ 💳Final Round⛳️
通算11アンダーの石川遼が本大会史上最多となる4勝目を達成❗️
今季2勝目、ツアー通算20勝目を挙げて賞金ランキングは今季自己最高の5位に浮上しました☺️
石川選手、おめでとうございます👏#石川遼#JGTO#男子ゴルフ#太平洋クラブ御殿場コース pic.twitter.com/J4cp7GC9eQ
— JAPAN GOLF TOUR (@JGTO_official) November 10, 2024
今大会、石川選手は安定したプレーで上位をキープ。最終日も多くのギャラリーを引き連れ、3番パー5でバーディーを奪うと、7番、8番でも連続バーディーを奪取。前半で4つスコアを伸ばし、単独首位に躍り出た。
後半の苦境を乗り越え、劇的逆転劇
後半に入ると、11番、13番でボギーを叩き、一時は首位を明け渡す展開に。しかし、14番以降はパーで粘り強くプレー。そして迎えた最終18番パー5。谷原秀人選手、河本力選手と通算10アンダーで並び、最終組の3人が迎えたこのホールで、石川選手は2オンに成功。イーグルパットこそ外れたものの、確実にバーディーパットを沈め、劇的な逆転優勝を飾った。
史上12人目、ツアー通算20勝の偉業
#三井住友VISA太平洋マスターズ 💳Final Round⛳️
節目のツアー通算20勝を挙げた石川遼からファンの皆さまへメッセージです😊#石川遼#JGTO#男子ゴルフ#太平洋クラブ御殿場コース pic.twitter.com/u46YwLhItw
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この勝利で石川選手は、史上12人目となるツアー通算20勝目を達成。6月のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品以来となる今季2勝目、そして5年ぶりの年間複数回優勝となった。
18番のバーディで掴んだ勝利、喜びを語る
優勝インタビューでは、「最後まで諦めずにやっていて、チャンスが最後の最後に来たので我慢していてよかった」と喜びを語った石川選手。最終18番については、「すごい緊張の中でプレーできたことは、すごくいい経験になりました」と振り返った。
2024 #三井住友VISA太平洋マスターズ
第52回大会✨👑優勝👑
大会アンバサダー#石川遼 選手歴代最多の大会4勝目🏆
史上12人目となる節目のツアー通算20勝も同時達成✨おめでとうございます😊#ゴルフ#ゴルフ男子 pic.twitter.com/n0WTt2TOkc
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最終成績(上位)
順位 | スコア | 選手名 |
1 | -11 | 石川遼 |
2 | -10 | 谷原秀人 |
2 | -10 | 河本力 |
4 | -9 | 堀川未来夢 |
4 | -9 | ショーン・ノリス |