女子プロゴルファーの河本結プロが、自身のYouTubeチャンネルでヤーテージブックの中身を公開し、話題になっています。企業秘密ともいえる貴重な情報を惜しみなく披露してくれた河本プロ。一体どんな内容なのでしょうか?今回は、その内容を紐解きながら、私たちアマチュアゴルファーが参考にできるポイントを探っていきましょう。
ヤーテージブック:プロの戦略が詰まった宝箱
ヤーテージブック とは、ゴルフコースの各ホールのレイアウトや距離、ハザードの位置などが詳細に記されたノート。プロゴルファーにとっては、コース戦略を練る上で欠かせないアイテムです。
河本プロも試合前にヤーテージブックを入手し、練習ラウンドで得た情報などを書き込みながら活用しています。いわば、彼女のゴルフ脳が凝縮された宝箱のような存在と言えるでしょう。
ピン位置を制するものはゴルフを制す!河本プロの攻略法
河本プロは、まず試合前日にJLPGAから送られてくるピン位置情報をもとに、ヤーテージブックにピン位置を書き込みます。(ちなみに4,400円するそうです💦)
そして、ただ書き込むだけでなく、そのピン位置に対して「どこに外して良いか」をオレンジの線で書き込み、安全なエリアと危険なエリアを明確化。
この作業を通して、初日のラウンドにおける攻略ルートを頭の中でシミュレーションしているのです。
風を読む、距離を制す!河本プロのヤーテージブック術
風向きも、河本プロがヤーテージブックに記録する重要な要素の一つ。前日の時点で予想される風向きを書き込み、試合当日に風向きが変われば、修正を加えていきます。
さらに、実際に打ったショットの距離、使用したクラブ、ランの距離など、詳細なデータも記録。
これらの情報を蓄積することで、風の影響を考慮した正確な距離感が身に付き、状況に応じた的確なクラブ選択が可能になるのです。
ラフ攻略のヒントも!ヤーテージブックから読み解くクラブ選択
深いラフに入った場合、アマチュアゴルファーなら誰もがクラブ選択に迷ってしまうもの。河本プロは、そんなラフ攻略のヒントもヤーテージブックに記しています。
今回の動画で紹介されていたのは、「ラフがしっかりしていてフライヤーを計算してラフでしっかり振って飛ばす方がグリーンに乗せやすい」というコースの特徴。
このように、練習ラウンドで得た経験をヤーテージブックに記録しておくことで、実際のラウンドで冷静かつ的確な判断ができるようになるでしょう。
ヤーテージブックでゴルフ脳を鍛え、スコアアップを目指そう!
河本プロのヤーテージブックは、まさに「戦略的ゴルフ」の教科書。私たちアマチュアゴルファーにとっても、ヤーテージブックはスコアアップの大きな武器となり得ます。
市販のものを使うのも良いですが、練習ラウンドを通して自分だけのオリジナルヤーテージブックを作ってみるのもおすすめ。
コースのレイアウトを書き写し、ピン位置、風向き、グリーンの傾斜、ラフの状況、そして実際に打ったショットの記録など、自分にとって必要な情報を書き込んでいきましょう。
河本プロのようにヤーテージブックを駆使することで、コースマネジメント力が向上し、より戦略的なゴルフを楽しむことができるはずです。詳しくは、河本結ちゃんねる Yui Kawamoto をご覧ください⛳