韓国で開催されたシンハンドンヘ・オープンは、平田憲聖(ひらた けんせい)選手の劇的な勝利で幕を閉じました。なんと、前週のフジサンケイクラシックに続き、2週連続優勝という快挙を成し遂げ、賞金ランキングでもトップに躍り出ました。
2週連続優勝!圧巻のゴルフでシンハンドンヘ・オープンを制す
平田選手は最終日を首位タイでスタート。1イーグル、6バーディー、2ボギーの「66」とスコアを伸ばし、通算22アンダーで堂々の勝利を掴みました。
彼の強さは、ショットとパットの安定感にありました。特に、最終日後半の15番までに3バーディーを奪い、リードを広げた場面は圧巻でした。終盤に2ボギーを叩きましたが、それまでの貯金を生かしてトップでフィニッシュ。まさに実力を見せつけた勝利と言えるでしょう。
史上27人目の快挙!23歳の若き才能が開花
2週連続優勝は、2022年の今平周吾選手以来、史上27人目。そして、23歳287日での通算5勝達成は、石川遼選手、松山英樹選手に次ぐ3番目の年少記録となります。
#平田憲聖 が2週連続Vで日韓亜3共催トーナメント『#shinhandonghaeopen 』を制しました🎊🥇
直近5戦3勝✨残り2つも10位タイと絶好調です👍
これでツアー通算5勝目!23歳287日での5勝達成は、#石川遼、#松山英樹 に次ぐ年少記録となりました。
来週は#anaオープン ✈️3週連続優勝目指します! pic.twitter.com/zdGk56oTV4— JAPAN GOLF TOUR (@JGTO_official) September 8, 2024
平田選手は、昨年大会では初日109位と出遅れながらも、最終的に9位でフィニッシュ。今年は初日57位と、決して順調な滑り出しではありませんでした。しかし、3日目に10アンダー「62」を叩き出して一気に順位を上げ、最終日も6アンダーと素晴らしいプレーを披露。大量アンダーを出した翌日は伸び悩むというジンクスを、自ら打破してみせました。
シンハンドンヘ・オープン:日韓亜共催の国際大会
シンハンドンヘ・オープンは、日本、韓国、アジアの3つのツアーが共催する国際的な大会です。韓国のクラブ72カントリークラブ(オーシャンコース)を舞台に、毎年9月に開催されています。
今年は40回目の記念大会。JGTO選手としては、2022年の比嘉一貴選手に続き、2人目の優勝者となりました。
ここ2ヶ月で3回目の手荒い祝福😹
今回もびしょびしょです💦
ファンの皆様へのメッセージと共にどうぞ🌊#jgto #平田憲聖 #shinhandonghaeopen #賞金ランク1位 pic.twitter.com/NH260ugUZU— JAPAN GOLF TOUR (@JGTO_official) September 8, 2024
優勝賞金は2714万円! 平田選手の今後の活躍に期待!
気になる優勝賞金は、なんと2714万400円! 今回の優勝で、平田選手の今季獲得賞金は8065万2029円となり、賞金ランキングも5位からトップに躍り出ました。
優勝インタビューでは、「世界で活躍できる選手になれるように頑張ります」と、海外ツアーへの意欲を示した平田選手。今後のさらなる活躍に期待が高まります。