近年、都市部におけるヒートアイランド現象の緩和や、CO2削減による地球温暖化対策として、屋上緑化や壁面緑化など、都市の緑化が注目されています。
そんな中、コンタクトレンズでお馴染みの メニコン が、なんとグリーンインフラ事業に参入!
鳴尾ゴルフ倶楽部が開発した、画期的な日本芝「ナルオターフ🄬」の生産・販売を開始したというニュースが飛び込んできました。
メニコンが手掛ける「ナルオターフ🄬」とは?
「ナルオターフ🄬」は、鳴尾ゴルフ倶楽部 のゴルフコースで発見された、従来の日本芝とは異なる特徴を持つ品種です。
その特徴は、
- 緻密で美しい緑を形成:葉幅が細いため、きめ細かく美しい芝生を作ることができます。
- 横への成長が旺盛:横に広がりやすく、地面をしっかりと覆います。
- 縦への成長が抑制:上に伸びにくいので、芝刈りの回数を大幅に減らすことができます。
つまり、「ナルオターフ🄬」は、美しい景観を保ちながら、管理の手間を大幅に削減できるという、まさに夢のような芝生なのです。
環境にも優しい!持続可能な緑化を実現
「ナルオターフ🄬」は、芝刈りの回数が減るだけでなく、芝刈り後の残渣量も従来品種の約5分の1に抑えることができます。
これにより、廃棄物の削減、CO2排出量の削減にも繋がり、環境負荷を低減することが期待できます。
メニコンは、この「ナルオターフ🄬」を通して、持続可能な緑化を推進し、カーボンニュートラル、ヒートアイランド現象の緩和に貢献していくとのことです。
ナルオターフ🄬の活用シーン
「ナルオターフ🄬」は、ゴルフ場のパッティンググリーンはもちろん、
- 屋上緑化、壁面緑化
- 公園、庭園などの緑地
- 道路の緑化帯
- 一般家庭の庭
など、様々な場所で活用が期待されています。
芝刈りの手間を軽減できることから、管理の手間が省けるのは大きなメリットですね。
まとめ|「ナルオターフ🄬」で緑あふれる未来へ
メニコンのグリーンインフラ事業への参入は、環境問題への意識の高まりを感じさせます。
「ナルオターフ🄬」は、美しい景観と環境への配慮を両立させた、まさに次世代の芝生と言えるでしょう。
今後、私たちの身の回りで「ナルオターフ🄬」の緑を見る機会が増えていくかもしれません。