中日クラウンズ2日目：悪天候で日没順延 今野大喜が暫定首位、発多ヤマト、金子駆大も好位置

男子プロゴルフツアー「中日クラウンズ」の第2日が、愛知県の名門、名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催されました。しかし、この日は朝から天候に悩まされる一日となり、最終的に日没サスペンデッドという形で幕を閉じました。

天候不良による中断と日没順延

大会2日目は、予定されていた第1組のスタートが50分遅延。その後も天候は回復せず、12時52分には降雨によるコースコンディション不良のため、プレーは一時中断を余儀なくされました。

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約3時間にわたる中断の後、15時59分にプレーは再開されましたが、全選手が18ホールを終えることはできず、18時40分、日没のためサスペンデッドが決定。54人の選手が第2ラウンドのプレーを翌日に持ち越すことになりました。

未消化分の競技は、翌5月3日の午前6時50分から再開される予定です。

暫定リーダーボード：上位陣の状況

厳しいコンディションの中、暫定ながらリーダーボードの上位には実力者たちが名を連ねています。現在の主な順位は以下の通りです。（5月2日 20:10時点）

順位 (Rank)	選手名 (Player Name)	通算スコア (Total Score)	備考 (Remarks)
暫定1位	今野 大喜 (Daiki Konno)	-4	ホールアウト (Finished)
暫定2位T	金子 駆大 (Kota Kaneko)	-3	ホールアウト (Finished)
暫定2位T	J・パグンサン (J. Pagunsan)	-3	11H終了 (Thru 11)
暫定4位T	宮里 優作 (Yusaku Miyazato)	-2	–
暫定4位T	岡田 晃平 (Kohei Okada)	-2	–
暫定4位T	発多 ヤマト (Yamato Hatta)	-2	ホールアウト (Finished)
暫定4位T	宋 永漢 (Song Young-han)	-2	–
暫定30位T	谷口 徹 (Toru Taniguchi)	+2	ホールアウト (Finished)
暫定30位T	石川 遼 (Ryo Ishikawa)	+2	12H終了 (Thru 12)

注: 順位は暫定。未消化ホールの選手も含むため変動の可能性あり。

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暫定単独首位に立ったのは、この日「69」で回り、通算4アンダーとした今野大喜選手。初日の首位タイから一歩抜け出す形となりました。

注目選手①：発多ヤマト、初の決勝へ

暫定4位タイグループの中で存在感を示しているのが、プロ4年目の発多ヤマト選手です。本名は「八太大和」ですが、音楽プロデューサー長戸大幸氏の助言を受け、登録名をカタカナに変更。そのユニークな名前と、帽子に記された地元三重の名物「赤福」のロゴが印象的です。

発多ヤマト上位で決勝へ　Ｂ’ｚ、ＺＡＲＤの生みの親が命名　スター条件は「見せ方、ビジュアル、名前」#ゴルフ
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悪天候によるスタート遅延、中断の影響を直接受けながらも、中断時間は「レストランで美味しい牛乳とホットサンドを食べました」とリラックスして過ごした様子。再開後の残り4ホールも落ち着いてプレーし、2日連続の「69」をマーク。通算2アンダーで、自身初となる今大会での決勝ラウンド進出を確実にしました。難コンディションでの健闘に、ファンからは温かい拍手が送られました。

オフには先輩である金谷拓実選手（現PGAツアー参戦中）と練習を共にするなど、努力を重ねる25歳。今後のプレーにも注目が集まります。

注目選手②：金子駆大、地元での飛躍期す

通算3アンダーの暫定2位タイには、地元・名古屋に拠点を置く「NTPホールディングス」所属の金子駆大選手が入りました。プロ5年目の22歳です。

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後半4番でアンプレヤブルによるダブルボギーを叩くなど、厳しい場面もありましたが、「スコアは崩してしまったけどショットは悪くなかったし、悪天候でも耐えられた」と前向きな姿勢を崩しませんでした。

コースからも見える所属企業の看板や、応援に駆けつける社長の存在も力になっているようです。2022年大会では2日目に首位タイに浮上した経験（最終順位20位）もあり、地元ファンの前でさらなる飛ympを目指します。

まとめ

• 中日クラウンズ2日目は悪天候により中断、最終的に日没サスペンデッドとなりました。
• 第2ラウンドの残りは翌日午前6時50分に再開予定です。
• 今野大喜選手が通算4アンダーで暫定単独首位をキープしています。
• 地元期待の金子駆大選手が暫定2位タイ、注目の若手・発多ヤマト選手も暫定4位タイと好位置につけています。
• 多くの選手が未消化ホールを残しており、第3ラウンド進出をかけた争い、そして決勝ラウンドの行方が注目されます。

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