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東建ホームメイトカップ2025 予選ラウンド詳報:生源寺龍憲が首位浮上、混戦模様で決勝へ

2025年の国内男子ゴルフツアー開幕戦「 東建ホームメイトカップ 」は、予選ラウンド2日間を終えました。三重県の 東建多度カントリークラブ・名古屋 を舞台に繰り広げられた熱戦の結果、ツアー未勝利の生源寺龍憲選手が通算12アンダーで単独首位に立ち、決勝ラウンドへ駒を進めました。しかし、上位は依然として混戦模様。初日から続いた好スコアの応酬、そして2日目の順位変動を経て、週末の優勝争いはますます興味深いものとなっています。予選ラウンドの模様を、詳細な情報と共に振り返ります。

東建多度カントリークラブ・名古屋のコースガイド
【☆2024年東建ホームメイトカップ開催コース☆】Update.240123 楽天GORAでの予約受付を開始いたしました。東建多度カントリークラブ・名古屋は、愛知県と岐阜県に隣接する三重県桑名市にあるゴルフ場です。コースは、日本ゴルフツアー...

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石川兄弟が沸かせた初日、上位はバーディ合戦の様相

2025年 1st Round 予選1日目ダイジェスト│【東建ホームメイトカップ】ゴルフトーナメント動画

大会初日の10日(木)は、石川遼選手と弟の航選手、そして石坂友宏選手が「65」をマークし、6アンダーで首位に並ぶという華やかな幕開けとなりました。特に石川航選手にとっては、レギュラーツアーでの自己ベスト更新となる快挙。兄の遼選手も7バーディ(1ボギー)を奪うなど、その実力を示しました。穏やかなコンディションも手伝い、多くの選手がアンダーパーでプレー。1打差の4位タイに7人がつけるなど、リーダーボードは序盤から密集状態となりました。ツアー本格参戦1年目の生源寺龍憲選手も、5アンダー4位タイと好位置でスタートを切っています。

初日 上位スコア

順位選手名スコア
1T石川 遼-6 (65)
1T石川 航-6 (65)
1T石坂 友宏-6 (65)
4T生源寺 龍憲-5 (66)
4T片岡 尚之-5 (66)
4T木下 稜介-5 (66)
4T米澤 蓮-5 (66)
他4名-5 (66)

雨上がりのグリーンを制圧、生源寺龍憲が単独首位へ

2025年 2nd.Round 予選2日目 出場選手紹介│【東建ホームメイトカップ】ゴルフトーナメント動画

夜半の雨により、2日目のコースはグリーンがややソフトな状態に。これをチャンスと捉えた選手たちが、スコアを伸ばしました。その筆頭が、4位タイからスタートした生源寺龍憲選手です。出だしの1番でバーディを奪うと、前半でスコアを3つ伸ばします。圧巻は後半12番パー5。2オンに成功し、イーグルパットを沈めて一気にリーダーボードを駆け上がりました。その後も2バーディ(1ボギー)を追加し、この日「64」の好スコアをマーク。通算12アンダーとし、後続に1打差をつけて単独首位に立ちました。「去年の良いイメージがある。(昨年2位)リベンジという気持ちよりは、自分のプレーに徹したい」と、冷静に週末を見据えています。

同じく4位タイから出た片岡尚之選手も「65」とスコアを伸ばし、通算11アンダーの単独2位。初日首位タイの石坂友宏選手は「67」でプレーし、通算10アンダーの単独3位と、上位陣は実力者が僅差で続いています。

芹澤慈眼が「62」のコースレコードタイ!石川遼は5位Tで粘る

2025年 2nd Round 予選2日目ダイジェスト│【東建ホームメイトカップ】ゴルフトーナメント動画

この日のハイライトは、間違いなく芹澤慈眼選手のプレーでしょう。初日を1オーバー85位タイと出遅れましたが、2日目は別人のようなゴルフを展開。前半で5バーディ、後半も4バーディを奪い、ノーボギーの「62」を記録しました。85位タイから一気に通算8アンダーの5位タイまで順位を上げ、見事に予選を通過しました。「ピンチもなく、ずっと良い流れでプレーできた。明日以降も自分のベストを尽くすだけ」と、自身も驚きの表情を見せました。

初日首位タイの石川遼選手は、2バーディ、ノーボギーで迎えた後半12番で痛恨のダブルボギーを叩くなど、やや出入りの激しい内容ながらも「69」にまとめ、通算8アンダー。芹澤選手、長野泰雅選手と並ぶ5位タイで決勝ラウンドに進みました。「伸ばしたかったけど、最低限(アンダーパー)はできた。トップとの差もまだ狙える位置」と前向きなコメントを残しています。一方、弟の石川航選手はパープレーの「71」とスコアを伸ばせず、通算6アンダーの16位タイに順位を下げました。

予選通過ラインは2アンダー、週末の優勝争いへ

厳しい予選通過争いの結果、カットラインは通算2アンダーに設定され、プロ60位タイまでの62名が決勝ラウンドに進出しました。昨年覇者の今平周吾選手(通算4アンダー、28位タイ)、賞金王の中島啓太選手(通算3アンダー、37位タイ)ら実力者も順当に駒を進めています。その一方で、金谷拓実選手、蟬川泰果選手らは予選落ちとなりました。

決勝ラウンドのペアリングも発表され、最終組は単独首位の生源寺龍憲選手、2位の片岡尚之選手、3位の石坂友宏選手の組み合わせ。その一つ前には、石川遼選手、芹澤慈眼選手、米澤蓮選手が入ります。

単独首位の生源寺選手から5位タイグループまででも4打差と、まだまだ多くの選手に優勝のチャンスが残されています。ムービングサタデーとなる3日目に、誰がスコアを伸ばしてくるのか。あるいは、上位陣がリードを広げるのか。開幕戦のタイトルを懸けた週末の戦いから、目が離せない状況となっています。

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