9月26日に開幕する「日本女子オープンゴルフ選手権」。女子ゴルファー日本一を決めるこの大会に、大分県立柳ヶ浦高校3年の平畑佳子さんがアマチュアとして出場します。今回は、平畑さんのこれまでの歩みと日本女子オープンにかける思い、そして将来の夢についてご紹介します。
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祖父の影響でゴルフを始め、中学生から本格的に
福岡県出身の平畑佳子さんは、ゴルフ練習場を経営する祖父の影響で、幼い頃からゴルフに親しんできました。周囲が驚くほどの才能を見せ、中学生になると本格的にゴルフの道へ。高校進学を機に大分県宇佐市にある柳ヶ浦高校へ入学し、寮生活を送りながらゴルフに打ち込む日々を送っています。
自己ベストを更新し高校総体優勝！全国の舞台も経験
高校入学後も平畑さんの成長は止まりません。持ち前の才能に努力を重ね、着実に実力を伸ばしていきました。そして今年の6月には、大分県高校総体で見事優勝。この大会では、自己ベストとなる66をマークするなど、素晴らしい成績を収めました。また、日本ジュニア選手権などの全国大会にも出場し、経験を積んでいます。
プロテスト合格、そしてレギュラーツアー出場へ
平畑さんの目標は、プロテストに合格し、レギュラーツアーで活躍するプロゴルファーになることです。そのために、日々練習に励み、技術を磨いています。得意クラブはドライバーで、平均飛距離は240ヤード。正確性の高いセカンドショットにも定評があり、今後のさらなる成長が期待されます。
日本女子オープンでローアマ獲得を目指す！
そしていよいよ、国内最高峰の戦いである「日本女子オープンゴルフ選手権」が9月26日に開幕します。平畑さんは、プロ・アマ合わせて100人以上が出場した最終予選会を突破し、見事本戦出場権を獲得しました。
「日本女子オープンは、プロの中でもトップレベルの選手が集まる大会。緊張もしますが、同時にとても楽しみです」と語る平畑さん。目標は、アマチュア選手の中で1位の成績を収める「ローアマ」獲得です。
大会で鍵を握るのは、パッティングだと平畑さんは考えています。トッププロたちと互角に戦うためには、スコアを落とさず、バーディチャンスを確実にものにすることが重要です。「ファーストパットをしっかり寄せて、タップインパーで回ることができれば最高です」と、大会に向けて意気込みを語ってくれました。
高校生活最後の夏、平畑さんは日本女子オープンの舞台で、これまで培ってきた実力を発揮してくれることでしょう。彼女の挑戦を、ぜひ応援しましょう。
