2024年9月7日、石川県小松カントリークラブで行われた「コマツオープン」最終ラウンド。52歳の平塚哲二プロが6バーディー、1ボギーの「67」でプレーし、通算15アンダーでシニアツアー初優勝を飾りました!
平塚プロは、国内レギュラーツアーで6勝を挙げた実力者。シニアツアー参戦3年目にして掴んだ念願のタイトルとともに、優勝賞金1500万円を獲得しました。
首位タイからスタートした平塚プロは、最終18番ホールでバーディーを決め、後続を1打差で振り切り、見事優勝を勝ち取りました。
師匠である太田了介プロが過去に2度優勝した大会での勝利。平塚プロは「いつか同じ大会で優勝したい」という目標を達成し、喜びを爆発させました。
「50歳を超えても、このように名前を呼んで応援してもらえるのはシニアツアーならではです。これからもシニアツアーを盛り上げていきたい」と、今後の活躍を誓いました。
圧巻のショートゲーム!最終ホールで魅せた平塚プロの真骨頂
最終18番ホールの3打目、ピンまで40ヤードのアプローチをピタリと寄せてバーディーフィニッシュ。このショットは、平塚プロの持ち味であるショートゲームの冴えを見せつけました。
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「あのアプローチは平塚の真骨頂だ」と、プロ仲間からも称賛の声が上がったほどです。
平塚プロは、最終ラウンドでバーディーチャンスを確実にものにする冷静な判断と、抜群のショット精度で、優勝を掴み取りました。
熱戦を繰り広げた「コマツオープン」
今大会は、平塚プロ、片山晋呉プロ、プラヤド・マークセン選手の3人が首位タイで最終ラウンドを迎え、最後まで手に汗握る展開となりました。
片山晋呉プロは、一時は単独首位に立つなど健闘を見せましたが、後半13番ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、最終的に3位に終わりました。
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マークセン選手は、通算14アンダーで2位。惜しくも優勝を逃しましたが、最後まで平塚プロに食らいつく粘りを見せました。
賞金ランキングも大きく前進!今後の活躍に期待
今回の優勝により、平塚プロは賞金ランキング4位に浮上。シニアツアーでもトップクラスの実力者として、存在感を示しました。
平塚プロは、今後のシニアツアーでも、安定した成績を残し、賞金王を目指していくことが期待されます。
注目を集めたシニアツアーのレジェンドたち
68歳の倉本昌弘プロは、2日目と最終日と2日連続のエージシュート「68」を達成。前年覇者の久保勝美プロらと並ぶ通算9アンダー12位で大会を終えました。
倉本プロは、レギュラーツアーで数々の輝かしい成績を残し、現在もシニアツアーで活躍を続けるレジェンド。
彼の年齢を感じさせないパワフルなプレーは、多くのファンを魅了しました。
シニアツアーの魅力が詰まった「コマツオープン」
「コマツオープン」は、多くのゴルフファンが熱狂するシニアツアーのビッグトーナメントです。
建設機械大手のコマツが開催するこの大会は、優勝賞金1500万円、副賞にコマツミニ建機と九谷焼が贈られるなど、豪華な賞品も魅力です。
会場の小松カントリークラブには、多くのギャラリーが詰めかけ、選手たちのプレーに熱狂的な声援を送りました。
「コマツオープン」は、シニアツアーのトッププロたちの熱い戦いを目の当たりにできる、まさにゴルフファン必見の大会です!