ジョーダン・スピース [Jordan Spieth] 選手が8月21日に左手首の手術を受け、成功したことを自身のX(旧Twitter)で発表しました。
I had a procedure on my left wrist last week, as I had mentioned was the plan. The operation went smoothly and I’m grateful for the exceptional medical team and support of Annie and my family. ⁰
Focused on rest and rehab, and I look forward to returning to golf healthy and…— Jordan Spieth (@JordanSpieth) August 31, 2024
手術はコロラド州ベイルで行われ、執刀医や家族への感謝の言葉とともに、リハビリに専念し、2025年シーズンに向けて万全の状態で復帰を目指すことを表明しています。
長引く左手首の故障
スピース選手は2023年5月、息子さんと遊んでいる際に左手首を負傷。その後も度々痛みを再発させていました。
昨年秋には自宅でトースターに手を伸ばした際、また今年4月のRBCヘリテージの第1ラウンドでは腱が外れるなどの症状も出ていました。
今シーズンは8回の予選落ちを喫し、トップ10入りはわずか3回。
プレーオフには出場したものの、フェデックスカップランキング67位で終え、来シーズンのシグネチャーイベントの出場権獲得には至りませんでした。
手術とリハビリ、そして2025年へ
スピース選手は数週間前に手術が避けられないことを明らかにしており、今回の発表はその後の経過報告となります。
回復には約3ヶ月を要し、6週間後から理学療法を開始する予定です。
12月のヒーローワールドチャレンジ、またはクリスマス前のPNC選手権への出場可能性も示唆されています。
不本意なシーズンからの復活へ
スピース選手は今シーズンを通して左手首の痛みに悩まされ、本来の実力を発揮できない試合が続きました。
世界ランキングも年初は15位でしたが、現在は44位まで下降しています。
彼自身も「最もフラストレーションの溜まるシーズンの1つ」と表現するほど、不本意なシーズンとなりました。
しかし、手術成功の報告と前向きなコメントからは、完全復活への強い意志が感じられます。
2025年シーズン、再びメジャータイトルを争うスピース選手の姿が見られることを期待しましょう。
今後の展望
スピース選手は31歳と、まだまだ選手として活躍できる年齢です。
過去にはメジャー3勝を含むツアー13勝を挙げており、その才能は誰もが認めるところです。
今回の手術とリハビリを経て、再びトップレベルで戦う姿を見せてくれると信じています。
2025年シーズンの開幕が待ち遠しいですね。