注目を集めていた13歳アマチュア、須藤弥勒選手(すとうみろく)が、ニトリレディスゴルフトーナメント でついにプロデビューを果たしました。多くの期待を背負っての初陣は、13オーバー85という結果で118位。厳しい洗礼を受けた形となりましたが、彼女のプレーからは、未来への希望と確かな成長を感じることができました。
緊張と希望が交錯したデビューラウンド
大会最年少記録を更新した須藤選手。初日は、緊張と希望が入り混じるラウンドとなりました。スタートホールでは、ギャラリーの多さに圧倒されながらも、落ち着いてパーセーブ。続く7番パー5では、3メートルほどのバーディパットを沈め、笑顔と共にガッツポーズが飛び出しました。
ガッツポーズと安堵の笑顔💪
JLPGAツアー初出場の13歳、アマチュアの #須藤弥勒 が7番で初のバーディーを獲得👏
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— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) August 22, 2024
プロの壁、そして得られた学び
しかし、その後はプロの壁に阻まれ、スコアを落としていく展開に。雨の影響でクラブ選択に苦戦する場面も見られ、8番パー3ではトリプルボギーを叩くなど、悔しい経験もしました。それでも、ラウンド後のインタビューでは、「プロの皆さんは、ミスをしても良い方向に打っていたり、へこたれないところがすごい」と、学びを得られたことを前向きに語っていました。
デビュー戦で85の須藤弥勒が名言「長嶋茂雄さんが4打席三振だったように、思い切りできた」 https://t.co/KbTEEEyFLH
— スポーツ報知 (@SportsHochi) August 22, 2024
目標スコアには届かずも、得られた確かな手応え
目標としていた「85を切ること」は叶いませんでしたが、須藤選手は「プロ野球の長嶋茂雄さんがデビュー戦で4打席三振したように、同じように思い切りできたので良かったです」と、初陣を振り返りました。この経験は、今後の成長に繋がる貴重な財産となるでしょう。
“天才ゴルフ少女”13歳須藤弥勒は13オーバーで最下位118位と出遅れも「思いっきりできた」 #須藤弥勒 https://t.co/VWd5YFK903
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 22, 2024
明日への希望、そして未来へ
初日は厳しい結果となりましたが、須藤選手はまだ13歳。これから多くの経験を積み重ね、さらに成長していくはずです。明日のラウンドでは、今日の学びを活かし、彼女らしいプレーを見せてくれることを期待しています。ニトリレディスでの経験を糧に、今後の活躍がますます楽しみな須藤弥勒選手。彼女の未来に、大きな期待を寄せたいと思います。