「キャディバッグを担ぐ小田和正」―。
想像しただけで、ちょっとクスッと笑ってしまうような、信じられない光景がテレビで流れたのは、今から30年前のこと。
1994年、歌手として絶大な人気を誇っていた小田和正さんが、ゴルフ界のレジェンド・青木功さんのキャディを務めるという、前代未聞の挑戦が実現しました。
そして、その一部始終を記録したドキュメンタリー番組「キャディ 青木功/小田和正~怒られて、励まされて、54ホール」が、
異色の組み合わせが実現した舞台裏とは?
当時、小田さんはゴルフ雑誌で連載を持っていました。
そこで、かねてから親交のあった青木さんに「キャディをやらせてほしい」と直訴したことがきっかけで、この異色のタッグが実現したのです。
舞台は、アメリカ・ロサンゼルスのランチョ・パークで開催された全米シニアツアー公式戦。
華やかな舞台の裏側で、小田さんは慣れないキャディ業務に悪戦苦闘することになります。
クラブ選択にミス連発?!青木プロの怒号が炸裂!
番組の見どころは、何と言っても試合中の二人のやりとり。
小田さんは、クラブの渡し間違えたり、グリーンのラインを読間違えたりと、ミスを連発。
そのたびに、青木さんから容赦ないダメ出しが飛びます。
「おい和正!何やってんだよ!」
「だから言っただろ!」
普段は温厚なイメージの青木さんの鬼気迫る姿に、当時の視聴者も驚いたのではないでしょうか。
プレー以外も見逃せない!青木プロの意外な素顔
この番組の魅力は、試合中の緊迫感だけではありません。
移動中の車内やホテルでの様子など、普段は見ることができない青木さんの素顔も垣間見ることができます。
小田さんの冗談に笑顔を見せる場面や、試合後に優しく労いの言葉を掛ける場面など、”世界の青木”の意外な一面に心が温まります。
30年の時を超えてよみがえる、笑いと感動の記録
「キャディ 青木功/小田和正~怒られて、励まされて、54ホール」は、単なるゴルフ番組ではありません。
そこには、笑いと涙、そして熱いドラマが詰まっています。
30年の時を経て蘇る、貴重な映像を、ぜひご自身の目で確かめてみてください!
伝説のゴルフドキュメント番組 「キャディ 青木功/小田和正~怒られて、励まされて、54ホール」は