今年の全米オープンは、ノースカロライナ州パインハーストNo.2コースで開催。ドナルド・ロス設計のこの名門コースは、そのグリーン周りの難しさで知られています。チップショット、ピッチショット、バンプアンドラン、パット、フロップショット…様々な選択肢が頭をよぎり、タイガー・ウッズでさえ「簡単なはずのショットを多くのプロがミスする」と語ったほどです。
初日のラウンドを終え、早くもパインハーストNo.2は選手たちに試練を与えています。
サバイバル?予選通過ラインの攻防
初日はアンダーパーがわずか16名、予選通過ラインは3オーバーと予想される混戦模様。タイガー・ウッズは4オーバーと出遅れ、巻き返しが必須の状況です。ディフェンディングチャンピオンのウィンダム・クラーク、ジャスティン・ローズ、マット・フィッツパトリックら歴代チャンピオンも3オーバーと、正念場を迎えています。
初日から飛び出したスーパーバンカーショット
コリン・モリカワ [Collin Morikawa] が見せたバンカーショット。見事にカップイン!
"Yeah, I'll just make it from here" – @NickDunlap62 (probably) pic.twitter.com/oOAePu1cSj
— U.S. Open (@usopengolf) June 13, 2024
天国と地獄?コースが仕掛ける罠
4番ホール(パー4)は平均スコア4.45、6番ホール(パー3)は平均スコア3.47と、共に難関ホールとして選手たちを苦しめました。一方で、その間に位置する5番ホール(パー5)では、イーグルが9個も飛び出すなど、1日で最も多くのバーディが生まれたホールとなりました。このように、パインハーストNo.2は、わずか数ホールの間にも、選手たちに天国と地獄を味わわせる、まさに「戦略と忍耐」が試されるコースと言えるでしょう。
ロケットスタートは吉と出るか凶と出るか?
初日はパトリック・キャントレーとロリー・マキロイが、2014年大会王者のマルティン・カイマーに並ぶ5アンダーの好スタートを切りました。しかし、近年の全米オープンでは、ロケットスタートを決めた選手がそのまま逃げ切るケースは稀です。果たして、今年のリーダーボードを最後まで賑わすのは?
2日目以降も、パインハーストNo.2と選手たちの攻防から目が離せません。
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