
今年も難コース・パインハーストNo.2を舞台に、メジャー初優勝者が誕生するのか、それとも実績ある強豪が長い沈黙を破るのか? 124回目を迎えた全米オープンは、初日から目が離せない展開となりました。
パトリック・カントレーとロリー・マキロイが、5アンダーの素晴らしいスコアで首位タイに立ちました。カントレーはメジャー未勝利ながら、長年トッププレイヤーとして君臨し続けてきた実力者。一方のマキロイは2014年以来メジャー優勝から遠ざかっており、復活が待たれる一人です。
カントレー、安定感光るゴルフで首位発進

2022年のBMW選手権以来、PGAツアーでの勝利から遠ざかっているカントレー。しかし、この日は6バーディ、1ボギーと安定したゴルフを展開。7番ホールでは、グリーン奥からのアプローチを81フィートもねじ込みパーセーブするなど、勝負強さも見せつけました。
「朝の7時40分スタートだったので、風が弱く、グリーンも1週間で最もソフトな状態だったと思います。今日のラウンドにはとても満足しています」と、カントレーは初日のラウンドを振り返りました。
Round 1 is in the books.
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— U.S. Open (@usopengolf) June 14, 2024
マキロイ、ノーボギーの完璧なゴルフ

一方のマキロイは、この日ただ一人となるノーボギーの完璧なゴルフを披露。18ホール中15ホールでグリーンを捉え、フェアウェイキープ率も8割を超えるなど、ショットの精度が光りました。
「18番のバーディパットは、ショートしたと思ったので歩き出してしまいました」と、最後に20フィートのバーディパットを決めた場面を振り返り、会場の笑いを誘ったマキロイ。「最後の3ホールで2つバーディを奪えたのは、我慢強くプレーした結果だと思います。良い流れで明日のラウンドに臨めます」と、2日目以降への意気込みを語りました。
初優勝を狙う選手、ベテラン勢も虎視眈々
首位から1ストローク差の3位タイには、全米オープン初出場のルドヴィグ・アバーグがつけ、2020年大会覇者のブライソン・デシャンボー、2024年ファーマーズ・インシュランス・オープン優勝者のマチュー・パボンも好スタートを切りました。
また、地元ノースカロライナ出身のアクシェイ・バーティア、トニー・フィナウ、ティレル・ハットンら、実力派選手たちも上位につけており、今後の展開に目が離せません。
2日目以降、誰が抜け出し、栄冠を手にするのか? 全米オープンは、まだまだ始まったばかりです。
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