米女子ゴルフツアーのメジャー大会、全米女子オープンで、渋野日向子選手が見せた劇的なパットが話題となっています。第3ラウンド、14番ホールでの出来事。ピンまで10メートル弱のカラーからのパットは、カップ際で惜しくも止まったかに思われました。
しかし、誰もが息を呑んで見守る中、ボールは数秒後にゆっくりとカップイン。思わぬ形でバーディーを奪った渋野選手は、安堵と喜びが入り混じったような笑顔を見せました。
実力か?幸運か?
この劇的なパットは、SNS上でも「10秒の奇跡」「ありえない!!!!!」「ショータイム」といったコメントと共に拡散され、大きな注目を集めています。
Hinako Shibuno taking Saturday for what it is… moving day! 👊
She is two back from the lead after three birdies on the back nine pic.twitter.com/Nvrm7BBWrC
— LPGA (@LPGA) June 1, 2024
確かに、カップの縁で長時間止まったボールが、最終的に重力に従ってカップインする様子は、まさに「ミラクル」と呼ぶにふさわしいでしょう。
しかし、渋野選手はこの日、7つのバーディーを量産し、ベストスコアとなる「66」をマーク。首位と2打差の4位に浮上するなど、実力と共に運も味方につけ、素晴らしいプレーを披露しています。
カラーからの難しいパットを、カップのわずか数センチ横につけた正確な技術、そして、強風の影響も考慮した冷静な状況判断があったからこそ生まれた「ミラクル」と言えるのではないでしょうか。
重圧との戦い、そして最終日へ
「凄く吐きそうな一日だった」
試合後のインタビューで、そう語った渋野選手。笑顔の裏には、メジャー大会の重圧、そして優勝争いへのプレッシャーが隠されていたのかもしれません。
それでも、最終日へ向けて「悔いの残らないプレーをして、見ている人が楽しめるプレースタイルを心がけたい」と力強く宣言。
2019年の全英女子オープン以来となるメジャー2勝目に向けて、最後まで諦めずに戦い抜く彼女の勇姿に、日本中から熱い声援が送られています。
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