今、世界のゴルフファンが最も注目しているのは、女子ゴルフ今シーズン最終メジャー「AIG全英女子オープン」で繰り広げられている、ある”歴史的な挑戦”です。世界ランキング1位のネリー・コルダ選手が、女子ゴルフ界でも限られた選手しか成し遂げていない「キャリア・グランドスラム」達成に王手をかけています。
「キャリア・グランドスラム」とは?

女子ゴルフには年間5つのメジャー選手権があり、その5大会すべてで(同じ年でなくても)優勝経験を持つことを「キャリア・グランドスラム」と呼びます。1年で5大会すべてを制覇する「スーパースラム」よりはハードルが低いとはいえ、キャリアを通じて5つの異なるメジャーすべてを制するのは、女子ゴルフ史上でもごく一握りの選手しか成し遂げていない大偉業です。
ネリー・コルダ選手は、今シーズンすでに開幕戦「シェブロン選手権」を5打差の圧勝で制し、続く「全米女子オープン」でも優勝。この2勝によって、残るメジャータイトルは「AIG全英女子オープン」のみとなりました。つまり、今大会で優勝すれば、悲願のキャリア・グランドスラムが完成することになります。
現在の状況:コルダは巻き返し、首位には同じくグランドスラムを狙うホ・ヨンリュ
舞台は、イングランドの名門コース、ロイヤルリザム&セントアンズGC。コルダ選手は初日を2オーバー「73」と苦しいスタートで終えましたが、2日目は3アンダー「68」で巻き返し、通算1アンダーの14位タイまで浮上しています。
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興味深いことに、現在首位に立つホ・ヨンリュ選手(世界ランク3位)も、今シーズンすでに2つのメジャー(KPMG女子PGA選手権、エビアン選手権)を制しており、今大会に勝てば同じくキャリア・グランドスラムを達成することになります。つまり、今大会は「2人のグランドスラム候補が同時に優勝を狙う」という、非常に稀な展開になっているのです。2日目終了時点で、コルダ選手はホ・ヨンリュ選手と6打差。週末の追い上げに注目が集まります。
日本人選手も同じ舞台で奮闘中
この大会には、日本から17人の選手が出場しており、古江彩佳選手をはじめとする日本勢の戦いぶりも見逃せません。熊本出身の竹田麗央選手・荒木優奈選手の同組競演など、日本人選手にまつわる詳しい情報は、以下の記事でまとめています。

まとめ
世界ランク1位のコルダ選手と、首位を走るホ・ヨンリュ選手。どちらが先にキャリア・グランドスラムへの扉を開くのか、週末に向けて世界中のゴルフファンの視線が集まっています。日本人選手の活躍とあわせて、大会の行方を追いかけてみてください。


