
ゴルフの専門誌を選ぼうとして、「週刊ゴルフダイジェスト」と「月刊ゴルフダイジェスト」、名前が似ていてどちらを選べばいいか迷ったことはないでしょうか。実はこの2誌、どちらもゴルフダイジェスト社が発行する姉妹誌で、発売サイクルだけでなく、誌面づくりの方向性にもはっきりとした違いがあります。
この記事では、それぞれの特徴を比較しながら、どんな方にどちらが向いているかを整理してご紹介します。
週刊ゴルフダイジェストとは

「週刊ゴルフダイジェスト」は、毎週火曜日に発売される週刊のゴルフ専門誌です(定価580円・税込)。1965年に準備号が発行され、翌年に月刊誌として正式創刊、その後1968年に月2回刊、1972年に週刊化されて現在の誌名になったという歴史を持っています。
誌面には、直近のトーナメント結果や、プロによるタイムリーなレッスン企画、最新ギアのインプレッションなど、その週ならではの話題が詰め込まれています。長年続く人気連載漫画「オーイ!とんぼ」(2025年にはピッコマAWARDを受賞)が掲載されているのも特徴のひとつで、文章だけでなく漫画も交えて気軽に読める誌面構成になっています。ファッションや旅企画、著名人との対談など、レッスン以外の読み物も充実しており、通勤時間などのすき間時間にさらっと読みたい方に向いています。
月刊ゴルフダイジェストとは

「月刊ゴルフダイジェスト」は、毎月21日に発売される月刊誌で、実は1961年創刊と、週刊ゴルフダイジェストよりも歴史があります。ゴルフ雑誌の草分け的存在ともいわれ、創刊から50年以上にわたって発行が続けられています(紙版定価850円・電子版680円、税込)。
「GOLF NEW BASIC」というテーマを掲げ、「とにかく読者主義」を編集方針の軸としているのが特徴です。読者の悩みにフォーカスしたレッスン特集や、メーカーも一目置くほど掘り下げたギア研究企画、取材が難しい海外トッププレーヤーへの独占レッスン取材など、1テーマをじっくり作り込んだ企画が並びます。「D-1グランプリ」「ギアラボ」といった恒例のエンターテインメント企画も人気で、ファッション・トラベル・健康・グルメといった、ゴルフ以外の生活シーンまで幅広くカバーしているのも特徴です。編集部は「毎号が保存版」というほど、読み返す価値のある内容を意識しているといいます。
2誌の違いを整理すると
- 発売頻度:週刊ゴルフダイジェストは毎週火曜、月刊ゴルフダイジェストは毎月21日
- 価格:週刊580円(税込)に対し、月刊は850円(税込・電子版680円)
- 情報の鮮度:週刊はその週の大会結果やトレンドをタイムリーに反映。月刊は号ごとに1テーマをじっくり掘り下げる
- 読み物の軽さ:週刊は漫画連載やコラムも多く、すき間時間で読みやすい。月刊は特集記事のボリュームが大きく、じっくり読み込む前提の作り
- 保存性:月刊は「毎号が保存版」を掲げるほど、後から読み返す資料的な価値を意識した誌面づくり
同じ出版社の姉妹誌でありながら、週刊は「今」を追いかけるスピード感、月刊は「じっくり向き合う」深さを大切にしていることがわかります。
どちらが自分に向いている?
- 週刊ゴルフダイジェストが向いている人:直近の大会結果やギア情報をタイムリーに追いたい方、通勤・通学のすき間時間に読み物として楽しみたい方
- 月刊ゴルフダイジェストが向いている人:1つのテーマをじっくり学びたい方、レッスン記事を読み返しながら実践したい方、ファッションや旅などゴルフ周辺の情報も幅広く楽しみたい方
もちろん、両方を読み比べてみるのもおすすめです。同じ話題でも、週刊誌のスピード感のある切り口と、月刊誌のじっくりとした掘り下げでは、受け取れる情報の質が変わってきます。
かつて存在した「週刊パーゴルフ」
週刊のゴルフ専門誌としては、1971年創刊の「週刊パーゴルフ」も長年親しまれてきましたが、2021年6月22日発売号をもって休刊しています。学習研究社(学研)による創刊後、運営元の変遷を経て、最終的にはALBA発行元のグローバルゴルフメディアグループが発行を担っていましたが、50年の歴史に幕を下ろしました。現在、週刊サイクルで発行されているゴルフ専門誌としては、週刊ゴルフダイジェストが中心的な存在となっています。
まとめ
週刊ゴルフダイジェストと月刊ゴルフダイジェストは、同じ出版社の姉妹誌でありながら、発売サイクルに合わせてまったく異なる役割を担っています。「今すぐ知りたい情報」を求めるなら週刊誌、「じっくり読み込みたい情報」を求めるなら月刊誌、というように、目的に合わせて選んでみてください。
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