涼やかな風が吹き抜ける北海道札幌国際カントリークラブ島松コース。緑鮮やかな芝の上で、女子プロたちの静かな、しかし熱い戦いが繰り広げられています。「北海道meijiカップ」2日目は、経験と実力がものをいう展開となりました。2017年の覇者、森田遥選手が通算9アンダーで単独首位に立ち、大会2勝目に王手をかけています。

「コースが味方してくれている」— 森田遥が見せる円熟のゴルフ
初日の「66」に続き、2日目も「69」と安定したプレーを見せた森田遥選手。その強さの背景には、コースとの良好な関係があるようです。
「洋芝はけっこう好きで、ショットが良いのも洋芝というのが関係しているのかな。コースが味方してくれていると思います」
「今でも思い出す」森田遥がプロ初V大会2勝目へ 山下美夢有は5打差15位#森田遥 #山下美夢有 #北海道meijiカップ #ゴルフhttps://t.co/d7NgUbjG3Y
— GDOニュース (@GDO_news) August 9, 2025
この言葉通り、洋芝のコースを巧みに攻略。後半にボギーを叩きながらも、決して崩れないゴルフは、かつてこの地で頂点に立った女王の風格を感じさせます。最終日に向けて、「流れを頼りにしないようにしていきたい」と気を引き締めており、その冷静さこそが最大の武器かもしれません。
リーダーボードは群雄割拠。個性派たちが狙う逆転のシナリオ
首位の森田選手を、実力者たちが虎視眈々と狙っています。2打差の2位につけるのは、ささきしょうこ選手。彼女もまた「コースが好き」と語っており、北の大地を得意としています。
そして、3位タイには5人の選手がひしめく大混戦。その中でも注目は、この日「66」を叩き出した木村彩子選手。「洋芝がすごく苦手」という彼女ですが、その言葉とは裏腹に、見事なプレーで優勝争いに名乗りを上げました。苦手意識が逆に集中力を高めているのかもしれません。
| 順位 | 選手名 | 通算スコア | 2日目のスコア |
| 1位 | 森田 遥 | -9 | 69 (-3) |
| 2位 | ささき しょうこ | -7 | 67 (-5) |
| 3位タイ | 木村 彩子 | -6 | 66 (-6) |
| 3位タイ | 入谷 響 | -6 | 70 (-2) |
凱旋Vへ静かな闘志。女王・山下美夢有、5打差からの最終日
先週、AIG全英女子オープンでメジャー制覇の偉業を成し遂げた山下美夢有選手。凱旋試合となる今大会、多くのファンの期待を背負ってのプレーが続きます。
2日目はスコアを2つ伸ばし、通算4アンダーの15位タイ。首位とは5打差ありますが、最終18番で見せたピンそばにつけるスーパーショットは、彼女の調子が上向きであることを示唆しています。最終日、女王の猛チャージが始まるかもしれません。
まとめ:最終日、勝負の分かれ目
- 森田遥の逃げ切りなるか:2017年の覇者が、得意のコースで再び頂点に立つか。その安定したゲーム運びが鍵となる。
- 追撃者たちの猛チャージ:2位のささきしょうこ、そして大混戦の3位タイグループから、誰が抜け出してくるのか。
- 女王・山下の意地:全英女子オープン覇者の山下美夢有が、5打差をひっくり返すドラマを見せるか。
それぞれの想いが交錯する最終日。北の大地で栄冠を手にするのは、果たして誰なのでしょうか。







