熱戦が続く「 ブリヂストンレディスオープン 」は、いよいよ本日5月25日に最終日を迎えます。愛知県豊田市の 中京ゴルフ倶楽部 石野コース を舞台に、女子プロたちの熱い戦いがクライマックスを迎えます。第3日を終えて、佐久間朱莉選手と荒木優奈選手が通算16アンダーで首位に並び、最終日の優勝争いをリードします。
最終日の見どころ：注目選手の動向とコースコンディション
首位タイ2選手の直接対決:
第3日に「67」をマークし、通算16アンダーで首位に立った佐久間朱莉選手と荒木優奈選手。最終日は最終組での直接対決となります。
佐久間選手は「（バーディーを）とれるところは自分が突き放しに行きたい」と強気のコメント。KKT杯バンテリンレディスでの優勝経験を活かしたプレーが期待されます。目標は「まず20アンダー」と、さらなるスコアアップを目指します。
一方、荒木選手も「佐久間さんとの競り合いは楽しかったし面白かった」と語り、今週の好調ぶりをうかがわせます。「ここまで来たら優勝を狙って、1ホール1ホール頑張りたい」と、初優勝への意気込みは十分です。
両選手ともに高いモチベーションで最終日に臨むため、一進一退の緊迫した展開が予想されます。
追いかける実力者たち:
首位と3打差の通算13アンダーで3位につけるのは、経験豊富なイミニョン選手。後半からのバーディーラッシュで好位置をキープし、「あすはとりあえずバーディーを多くとるのが一番大事」と、攻撃的なゴルフを宣言しています。
さらに1打差の通算12アンダー、4位には仲村果乃選手がつけています。「きのうよりショットがぶれていた」としながらも、パッティングでスコアをまとめました。「消極的ではなく、攻めのゴルフをしたい」と、最終日の巻き返しを誓います。
これらの選手たちが、首位の2人にプレッシャーをかけ、優勝争いをさらに面白くすることは間違いありません。
コースコンディションと天候:
中京ゴルフ倶楽部 石野コースは6,642ヤード、パー72の設定です。これまでの3日間、好スコアが続出しており、最終日もバーディー合戦となる可能性があります。天候については、大会初日（5月22日）は曇り、気温26.8℃、西南西の風2.0m/sでした。本日の天候もスコアに影響を与える重要な要素となるでしょう。
ホールインワンも飛び出す好調ムード:
大会2日目の5月23日には、山内日菜子選手が15番ホールで自身初のホールインワンを達成しており、コース全体に好記録への期待感が高まっています。
優勝予想：経験か勢いか、それとも大逆転か
非常に予想が難しい展開ですが、あえて優勝争いの軸となる選手を挙げてみます。
- 本命: 佐久間朱莉選手。今季の優勝経験と、目標を「20アンダー」と公言するメンタルの強さは大きなアドバンテージです。直接対決となる荒木選手との競り合いを制する力は十分にあると見られます。
- 対抗: 荒木優奈選手。今週の安定したゴルフと、首位タイで最終日を迎える勢いは本物です。初優勝への強い思いがプレーを後押しするでしょう。
- 注目: イミニョン選手。経験値の高さと、爆発力のあるゴルフは、3打差をひっくり返す可能性を秘めています。最終組のペースの速さを楽しむ余裕も見せており、不気味な存在です。
もちろん、4位の仲村果乃選手や、さらに下位からビッグスコアを出す選手が現れる可能性も否定できません。女子プロゴルフならではの、最後まで誰が勝つかわからないスリリングな展開に期待しましょう。
まとめ：ブリヂストンレディスオープン最終日、見逃せない戦い
ブリヂストンレディスオープン最終日は、佐久間朱莉選手と荒木優奈選手のマッチレースを軸に、実力者たちが虎視眈々と逆転を狙う構図となりました。各選手のコメントからは、強い意志と勝利への渇望が感じられます。
- 佐久間朱莉選手、荒木優奈選手が通算16アンダーで首位タイ。
- 3打差でイミニョン選手、4打差で仲村果乃選手が追う展開。
- 佐久間選手は「20アンダー」を目標に強気のゴルフを宣言。
- 荒木選手は初優勝を目指し、好調を維持。
- イミニョン選手、仲村果乃選手も逆転優勝へ意欲。
- コースコンディションと天候が勝負の鍵を握る。
本日、栄冠を手にするのは誰なのか。白熱の優勝争いに注目です。
