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パナソニックオープン女子 初日:悪天候でサスペンデッド、6選手が暫定首位の混戦模様

2025年シーズンのJLPGAツアー第7戦「 パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 」が、千葉県の 浜野ゴルフクラブ で幕を開けました。しかし、大会初日はあいにくの悪天候に見舞われ、プレーは度重なる中断の末、サスペンデッドとなる波乱のスタートとなりました。

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荒天がプレーを遮断、初日は日没サスペンデッド

大会初日の5月2日、浜野ゴルフクラブ は朝から不安定な天候に見舞われました。午前11時55分、強まる雨と風のため競技は一時中断。天候の回復を待って午後1時48分に再開されたものの、再び雨脚が強まり、午後3時30分に2度目の中断。コースコンディションの回復が見込めないと判断され、午後3時35分、初日の競技はサスペンデッドとなりました。

浜野ゴルフクラブのコースガイド
≪第1回パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント開催コース≫※ジャケット着用必須(ゴルフ場からのお知らせをご覧ください)アンジュレーションが緩やかにうねる広いフェアウェイ。 池を巧みに配し、挑戦意欲をかきたてるコース。尚、ご予約は2...

この決定により、全選手のうち69名が第1ラウンドをホールアウトできず、競技は翌3日の午前7時から再開される予定です。選手たちにとっては、タフなコンディションでのプレーに加え、翌日以降の長丁場を見据えた体力と集中力の維持が求められることになります。

暫定首位に6選手が並ぶ大混戦

厳しい状況下でも、スコアを伸ばした選手たちがリーダーボード上位を賑わせています。ホールアウトした選手の中では、野沢真央選手(28歳、フリー)と小林夢果選手(21歳、ヨコハマタイヤジャパン)が、ともに「69」の3アンダーパーを記録。

さらに、プレー途中の選手を含め、合計6選手が3アンダーで暫定首位タイに並ぶ混戦模様となっています。

暫定リーダーボード(-3)

順位 (暫定)選手名スコア消化ホール数所属
1位タイ野沢 真央-318 H終了フリー
1位タイ小林 夢果-318 H終了ヨコハマタイヤジャパン
1位タイ蛭田 みな美-315 H終了ユアサ商事
1位タイ泉田 琴菜-314 H終了加賀電子
1位タイ奥山 友梨-313 H終了チェリーヒルズGC
1位タイ入谷 響-312 H終了加賀電子
https://www.lpga.or.jp/tournament/jlpgatour/2025/2031/leaderboard/1

悪天候下の選手たちの声

厳しいコンディションの中でプレーした選手たちは、どのように感じていたのでしょうか。暫定首位タイにつける選手たちのコメントを紹介します。

  • 泉田 琴菜選手(暫定1位タイ / 14ホール消化)
    「すごいとしか言いようがないくらい強い雨と風だった。そのなかアンダーで回れたので上々かなと思います。きょうはとにかくグリーンに乗せることを意識してプレーした。ロングパットが何回かあったけど、しっかりパッティングでしのげたのでスコアがまとまってくれました。」
    悪条件を認めつつも、自身のプレー内容には手応えを感じている様子がうかがえます。
     
  • 小林 夢果選手(暫定1位タイ / ホールアウト)
    「きょうは伸ばし合いはないと思っていたので、耐えていれば順位も上がると思っていました。前半は第2打が荒れていたけど、パッティングが入ってくれたのでスコアを伸ばせた。後半も耐えながらバーディーもとれたし、この雨のなかアンダーパーで回れたことがすごく嬉しいです。」
    耐えるゴルフを想定し、パッティングでスコアメイクできたことに満足感を示しました。

注目選手たちの動向と今後の展望

2週前の「KKT杯バンテリン・レディース」でツアー初優勝を飾り、2試合連続優勝を狙う佐久間朱莉選手(22歳、大東建託)は、12ホールを消化して2アンダー。暫定7位タイと、引き続き好調を維持しているようです。

  • 佐久間 朱莉選手(暫定7位タイ / 12ホール消化)
    「きょうは大変過ぎた1日でした。後半3 ホールは雨と風で大変でしたけど、しっかり耐えてノーボギーで今のところプレーできているので良かったです。あした以降、長丁場になる。最後まで集中力を保てるように一打一打集中してプレーできれば、今週もチャンスがあると思います。」
    サスペンデッドによる長丁場を意識し、集中力の維持をポイントに挙げています。

また、メルセデス・ランキング2位につける菅楓華選手(19歳、ニトリ)は、12ホールを終えて1アンダーの暫定17位タイにつけています。

初日がサスペンデッドとなったことで、2日目は第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われる長丁場となります。天候の回復も気になるところですが、まずは各選手が第1ラウンドをどのように終えるのか、そして長丁場となる競技をどう戦い抜くのか、注目が集まります。

まとめ

  • パナソニックオープンレディース初日は、悪天候(降雨、コースコンディション不良)によりサスペンデッドとなった。
     
  • 野沢真央、小林夢果(ホールアウト組)、蛭田みな美、泉田琴菜、奥山友梨、入谷響(プレー途中)の6選手が3アンダーで暫定首位タイ。
     
  • 2戦連続優勝を狙う佐久間朱莉は、12ホール消化時点で2アンダーの暫定7位タイ。
     
  • メルセデスランク2位の菅楓華は、12ホール消化時点で1アンダーの暫定17位タイ。
     
  • 第1ラウンドの残りは翌3日午前7時から再開予定。
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