
2025年、ゴルフ業界の最新トレンドが集結するジャパンゴルフフェア。会場で見つけた注目のギアやアイテム、そして気づいたトレンドをレポートします。
■ 飛距離と寛容性を追求:進化するドライバー
多くのメーカーブースで注目を集めていたのが、ドライバーの進化です。特に、AI設計や新素材の採用により、飛距離性能と寛容性の両立を図るモデルが目立ちました。例えば、MINERVA GOLF(ミネルヴァゴルフ) の「ミネルヴァ バンガード ドライバー」は、6個のウェイトによる緻密な重心調整で、個々のスイングに最適なスピン量を実現。メタルファクトリーの「Aプ ドライバー」は、前作よりさらに優しく、上がりやすく、捕まりやすくなったことで、幅広いゴルファーにアピールしていました。
■ アイアンは多様化:プレイヤーニーズに応えるラインナップ
アイアンのカテゴリーでは、プレイヤーのスキルやプレースタイルに合わせた多様なモデルが展示されていました。NEXGEN(ネクスジェン) の「NS250アイアン」は、独自のワンフレックスシャフトを2種類に進化させ、より細かいフィッティングを可能に。一方、METAL FACTORY(メタルファクトリー) の「T3 アイアン」は、7番で29°というストロングロフト設計で、飛距離を求めるゴルファーの注目を集めていました。
■ ショートゲームを制する:進化するウェッジとパター
スコアメイクに直結するショートゲーム。そのためのギアも進化を続けています。PING(ピン) のブースでは、バンカーショット専用クラブや、アプローチに特化したチッパーが展示され、アマチュアゴルファーの悩みを解決する提案がなされていました。また、ラズルダズルは、センターシャフトとクランクネック、さらにヘッドの交換が可能なパターを展示。プレイヤーの好みに合わせたカスタマイズ性の高さが印象的でした。
■ 個性と機能性を両立:進化するゴルフグッズ
機能性とデザイン性を兼ね備えたゴルフグッズも、会場を彩っていました。朝日ゴルフ のベゼルキャディバッグは、マスターズカラーを彷彿とさせるデザインと、持ち運びやすさを両立。ペインターゴルフ のシューズは、ツアープロも愛用する高いフィット感で注目を集めました。また、ココリコ遠藤氏のYouTubeチャンネルとのコラボグッズは、遊び心と実用性を兼ね備えたユニークなアイテムが揃っていました。

■ 会場で見つけたトレンド:カラーと素材の進化

今回のゴルフフェアでは、ギアのカラーバリエーションの増加と、新素材の採用が目立ったトレンドとして挙げられます。日本シャフト の「 モーダス110 」は、従来のモデルに加えて、鮮やかなカラーバリエーションを追加。また、多くのクラブでカーボン素材の採用が進み、軽量化と高強度化を実現していました。
■ まとめ:進化し続けるゴルフギア
ジャパンゴルフフェア2025は、ゴルフギアの進化を肌で感じることができるイベントでした。各メーカーの技術革新と、プレイヤーニーズに応える製品開発は、今後もゴルフの進化を加速させるでしょう。