はじめに
女子プロゴルフ界で着実に実力と存在感を高めている三ヶ島かな選手。2024年9月1日、ヘッドウェア＆アパレルのグローバルブランド「ニューエラ」とのアンバサダー契約締結が発表されました。新たなパートナーシップとともに、さらなる活躍が期待される三ヶ島選手の軌跡と魅力に迫ります。
10歳でゴルフと出会い、プロへの道を歩む
1996年福岡県生まれの三ヶ島選手は、10歳の時に父親の影響でゴルフを始めました。ジュニア時代から頭角を現し、「九州ジュニアゴルフ選手権競技」や「九州高等学校ゴルフ選手権春季大会」などで優勝を飾ります。高校時代には、後に同じくプロゴルファーとなる篠原まりあ選手と切磋琢磨し、腕を磨きました。
プロテスト合格、そしてツアー初優勝へ
高校卒業後の2015年、三ヶ島選手はLPGA最終プロテストに挑戦するも、僅か2打及ばず惜しくも不合格となります。しかし、ファイナルQTで5位に入り、翌2016年からTPD単年登録者としてLPGAツアーに参戦。着実に経験を積み、2017年には賞金ランク41位で自身初のシード権を獲得しました。
QT制度の変更に伴い、2018年7月に再びプロテストに挑戦した三ヶ島選手は見事7位で合格、LPGA90期生となります。同年は賞金ランク42位でシード権を維持し、プロとしてのキャリアを着実に築いていきました。
そして、2020-21シーズン、渋野日向子選手のコーチとして知られる青木翔氏に師事。技術とメンタル両面でさらなる成長を遂げます。迎えた国内メジャー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。三ヶ島選手は3日目に首位に立つと、最終日も安定したプレーでその座を守り切り、通算11アンダーで見事プロ初優勝をメジャー制覇で飾りました。
ニューエラとの契約、新たな章へ
2024年9月、三ヶ島選手はニューエラとのアンバサダー契約を発表。今シーズンより、ニューエラのゴルフラインであるNew Era Golfのヘッドウェアを着用してトーナメントに臨みます。ニューエラのヘッドウェアは、そのデザイン性だけでなく、機能性も高く、多くのゴルファーから支持されています。三ヶ島選手は、ニューエラのモノづくりへの姿勢に共感し、契約に至ったとコメントしています。
今後の活躍に期待
安定感のあるプレースタイルと、着実な努力を重ねる姿勢で、多くのファンを魅了する三ヶ島かな選手。ニューエラとのパートナーシップを機に、さらなる飛躍を遂げることが期待されます。シード権奪還、そしてツアー2勝目に向けて、三ヶ島選手の挑戦は続きます。
